本日発売の新アルバム『STRAY SHEEP』はじめ、ポカロP「ハチ」名義のアルバム『花束と水葬』も含む全曲が配信されている。 なお、米津玄師さんのYouTubeチャンネルでは8月5日(水)20時からプレミア公開による動画が予定されている。
ニコニコからメジャーへ、様々なフィールドで支持される米津玄師
楽曲としてだけでなく映像も高い評価を獲得。代表曲「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」が中学・高校の昼休みに流れていたという人も多いかもしれない。
TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として2018年に書き下ろされた「Lemon」はYouTubeで5億回以上再生され、NHK紅白歌合戦への出演でも話題を呼んだ。
YouTubeのチャンネル登録者数は500万人超え
「Lemon」では史上最速で200万ダウンロードを達成、さらに平成生まれとしては史上初の累計300万ダウンロードを突破するなど、米津さんを取り巻く数字を見るだけでも、凄まじさが伝わってくる。
ネットでの活動をバックグラウンドに現在も広がる活躍のフィールドは、サブスク解禁でより勢いを増すだろう。
星野源、嵐、RADWIMPS 相次ぐサブスク解禁がもたらすもの
配信されているのは、新譜を含むこれまでの作品。「NHK2020応援ソングプロジェクト」の一環として楽曲提供を行い幅広い層に人気を得た「パプリカ」や、TBSドラマ『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」、現在放送中のドラマ『MIU404』主題歌の「感電」など。 サブスクリプション型ストリーミングサービスへの楽曲配信は、2018年のMr.Childrenをはじめ、特に2019年から多くの人気アーティストが続々と参入。たびたび反響を集めている。
同年6月にはBUMP OF CHICKEN、8月には星野源さん、9月にはPerfumeが相次いで解禁。10月には嵐が、ジャニーズ事務所所属のアイドルとして初の解禁を果たす。 YouTubeチャンネルや各種SNSすら存在していなかった嵐による怒涛のアップデートには国内外が震撼。「時代が動いた」と言っても過言ではないだろう。
その後もUNISON SQUARE GARDEN、L'Arc~en~Ciel、サザンオールスターズ、2020年2月にはDragon Ashやaikoさんと、大物アーティストのストリーミング配信が続いた。 直近でも5月、新海誠監督の映画『君の名は。』『天気の子』での活躍も記憶に新しいRADWIMPSが、メジャーデビュー以降の全195曲を解禁。
ビッグネームが続々と参入しているが、サブスクがスタンダードと判断するのはやや時期尚早だ。とはいえ、アーティストにとっての選択肢の1つとして定番化したのは間違いないだろう。
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