渋谷clubasiaへの支援金が1時間経たず目標達成 なおも広がる支援の輪

渋谷clubasiaへの支援金が1時間経たず目標達成 なおも広がる支援の輪
渋谷clubasiaへの支援金が1時間経たず目標達成 なおも広がる支援の輪

clubasia 存続支援クラウドファンディング/画像はすべてプロジェクトページから

POPなポイントを3行で

  • clubasiaの存続支援クラファンが開始1時間以内に目標を達成
  • 開始から右肩上がりで支援者と支援金が増え続ける
  • 依然予断を許さない状況は続くも破竹の勢い
渋谷のクラブ・clubasiaの存続支援プロジェクトとして立ち上がったクラウドファンディングが、開始から1時間以内に目標金額500万円を達成。

記事執筆時点で2000人による支援金が1300万円を超える勢いで支援者が集まり、いまも分単位で増え続けている。

系列店VUENOS、Glad、LOUNGE NEOの閉店が決定、clubasiaも危機

clubasiaが存続するためのクラウドファンディング実施が発表されたのが4月30日。

系列店であるVUENOSGladLOUNGE NEOの3店舗は、5月31日(日)をもって閉店することも同日明らかになった。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で営業休止を迫られ、今後の見通しが立たなくなったことが閉店の理由。

VUENOSはヒップホップとレゲエ、LOUNGE NEOはMaltine Recordsなど新世代たちの音楽、Gladはダンスミュージックに加えアイドル文化を取り入れたりと、それぞれ独自の色を持ったカルチャーのハブとして機能していた。

各々が重要な意味と意義を持っていた3店舗の閉鎖は、後の文化継承に少なくない影響を与えそうだ。

コロナ禍の収束が不明な以上油断はできない状況が続く

クラウドファンディングの目標金額を達成したとはいえ、いつ終わるとも知れぬコロナ禍である。

終息後も以前と同じような営業が行えるかもわからない状態で、仮に近い未来に緊急事態宣言が解かれたとしても客足がすぐ元に戻るとは考えづらい。

clubasiaへの多大な支援は、こうした結果をそれぞれが重く受け止めた結果でもあると見ることもできる。

その原因となったコロナ禍の状況に終わりが見えていない以上、油断はできない状況に変わりがないことだけは頭の隅で理解し、今後もカルチャーへの支援を続けていきたい。

立ち上がる人たち

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