6月18日(木)より全世界独占配信となる。
同作は4月27日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を考慮して、劇場公開の延期を発表していた。
またこの決定に合わせて、新たにNetflixでの予告映像とキーアートが解禁されている。
『ペンギン・ハイウェイ』のスタジオコロリド最新作『泣きたい私は猫をかぶる』
そんな同スタジオの最新アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』。
ボカロP/コンポーザーのn-buna(ナブナ)さんとシンガーのsuis(スイ)さんによるバンド・ヨルシカが、主題歌として「花に亡霊」、挿入歌として「夜行」を提供している。
ダブル主演の志田未来と花江夏樹のコメント
志田未来(ムゲ/笹木美代【ささき・みよ】、猫/太郎役)
この度、劇場公開からNetflix独占で配信されることが決定致しました。様々な作品が公開延期を決めている中、今作を楽しみに待ってくださっている皆様に無事にお届けできることが決まり、安心と嬉しさでいっぱいです。
外に出ることも難しく制限が多い生活の中、楽しい気持ちになれることの一つがエンターテインメントだと思います。そして、映画は観てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。
最後に、今作は人の温かさや相手を想う気持ちがたくさん詰まった作品なので、皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら嬉しいです。
花江夏樹(日之出賢人【ひので・けんと】役)
この度、『泣きたい私は猫をかぶる』が劇場公開ではなくNetflixでの配信となりました。映画館で観られないのは残念 ですが、家の中にいる事が多い今の状況の中、配信という形で皆様にお届け出来るのはいい事なのではないかと思いま す。
『泣き猫』は人と人の想いの大切さ、気持ちを伝えたり、一歩前に踏み出す勇気を感じる作品です。大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたいそんな素敵な作品です。配信をお楽しみに! 「届けたいあの人へ」をテーマした動画メッセージリレーも作品公式ツイッターで本日より公開予定です。
ダブル監督の佐藤順一と柴山智隆からのコメント
監督:佐藤順一
『泣きたい私は猫をかぶる』は、タイトルにもあるようにお面をつけて猫に変身したり、猫だけが住んでいる猫島なんていうファンタジー要素もありますが、実はとても身近で日常の中に普通にある感情を描く物語です。
主人公のムゲ、クラスメイトや家族、さらには猫島の猫たちなど、映画の中のキャラクターと出会う事で、自然と自分や周りの人の事をふと考え、親しいはずの人の知らない部分や本当の心に想いをはせる...そんな体験をしていただける映画になっているはずです。
素敵な音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができると信じています。是非この機会に何度でもご覧頂ければうれしいです。
(c) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会監督:柴山智隆
現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開の目処が立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。
予定通りの公開が難しいと知らされたとき、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました。Netflixで配信させていただけることに感謝をしております。
世界中の方々と同時に公開の瞬間を迎えられることが今は楽しみです。そして『泣き猫』がみなさんの日々の暮らしの一助になれたなら光栄です。一人でも多くの方にこの映画が届くことを願うばかりです。
知っておきたい『泣きたい私は猫をかぶる』のこと
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イベント情報
『泣きたい私は猫をかぶる』(Netflix)
- 配信サイト
- Netflix
- 日時
- 6月18日(木)より全世界独占配信
- 出演
- 志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一
- 監督
- 佐藤順一・柴山智隆
- 脚本
- 岡田麿里
- 主題歌
- 「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサル J)
- 企画
- ツインエンジン
- 制作
- スタジオコロリド
- 製作
- 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
【ストーリー】
私はあなたの力になりたい。好きって言われたい― 笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメ イトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは 裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。 そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く 相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった...。 それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。 実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお 面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。 普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えに なっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫で いれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。 猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。 ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる... このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる―― 自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。
【4月30日 「泣きたい私は猫をかぶる」関係者一同】
わたしたちは映画が大好きです。 『泣きたい私は猫をかぶる』は劇場用映画として作ってきました。 しかしながら新型コロナウイルスの影響で、 作品が予定通り劇場で公開できなくなっていく現実に直面しました。 失われていく日常の中で改めて気づかされました。 映画に込められた多くの人たちの夢や熱意に。 お客さんに観てもらえる劇場という場所の素敵さに。 それでも今自分たちができることは、 作品を世に出すこと、 作り続けることだと考えます。 映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、 インターネット配信で作品を届けることを決めました。 世界が混迷している今こそ、エンターテインメントが必要だと信じて...
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