イギリスの教育機関「Digital schoolhouse」が、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をコンピューティングの授業に導入することを発表したと現地メディア・sky newsなどが報じている(外部リンク)。
What is Digital Schoolhouse?
現在は任天堂、SEGA、Ubisoftをなどのサポートを受けてイギリス全土に55校が開校。2020年には約32000人の生徒と7000人の教師が在籍すると予測されている。
また今回の決定を前に「Digital schoolhouse」は、任天堂(Nintendo UK)をリードパートナー(メインスポンサー)に迎えている。大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 紹介映像
参加対象はイギリス全国の学校から6000人以上となる予定。同大会はイベント運営、チーム管理、試合の実況解説など、今後のe-Sports業界に求められるであろう仕事を実践的に学ぶためのカリキュラムとしても機能するという。
Nintendo Labo 紹介映像
「Digital schoolhouse」とタッグを組んだ今回の決定と合わせて、近年の任天堂からは、ゲームを通じて教育分野へ進出する動きがうかがえる。
e-Sportsの隆盛がゲーム業界の追い風になることは明らかだが、任天堂の積極的な進出が続けば、他社に先駆けて教育分野における主導権をも握ることになるだろう。
The government backs a scheme that sees Nintendo video games used to teach computing skills to youngsters
— Sky News (@SkyNews) September 4, 2019
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e-Sportsを学ぶ教育期間「Digital schoolhouse」
「Digital schoolhouse」は、イギリスの非営利ゲーム団体・Ukieが運営する教育機関。ゲームを通じて、e-Sports、コンピューティング、その他のライフスキルを生徒に学習させようと2014年に設立された。また今回の決定を前に「Digital schoolhouse」は、任天堂(Nintendo UK)をリードパートナー(メインスポンサー)に迎えている。
教育の観点からも効果的な全国大会も開催
「Digital schoolhouse」は任天堂と協同し、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を使用したe-Sportsの大会を開催することも明らかにした。過去にはNintendo Laboも教育過程に
任天堂は2018年にアメリカで、Nintendo Laboを使用した教育プログラムを8歳から10歳の子供たちに向けて実践している(外部リンク)。e-Sportsの隆盛がゲーム業界の追い風になることは明らかだが、任天堂の積極的な進出が続けば、他社に先駆けて教育分野における主導権をも握ることになるだろう。
話題の尽きない任天堂
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