交通費とレンタル時にかかった飲食代等を支払えば依頼された場所に赴き、飲み食いとごく簡単な受け答え以外は「なんもしない」という一風変わったサービスを提供している「レンタルなんもしない人」さん。本当に何にもしないのか、とくとご覧あれ。
『レンタルなんもしない人』というサービスを始めます。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) June 3, 2018
国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。
今までにないシュールな組み合わせ
動画で饒舌に話しているはじめしゃちょーさんですが、根はかなりの人見知りだという。何もしない人とはいえ、(むしろそれだからか)会う前に緊張を隠せない様子。実際に家に招き、いざ対面するもののわずか10秒で会話がなくなり、「この先動画として成立するのか?」という不安が頭をよぎります。 さすがにこのままでは動画が終わってしまうので、サービスを始めた理由やどんな依頼が多いのかなどの質問。しかし、会話は続かず…。はじめしゃちょーさんは思わず「ゲームやってもいいですか?」と言ってゲームをプレイし始めます。 「レンタルなんもしない人」さんは、少し時間が経つと飽きてしまったのか、はじめしゃちょーさんの隠し撮りを試みます。 はじめしゃちょーさんに気づかれると何にもなかったように携帯をいじり、またしばらくすると隠し撮りをしては気づかれ…。その光景はあまりにもシュールすぎて筆者は「これはなんの動画だったっけ?」と思ってしまいました。
その後カラオケ、ボウリング、焼肉と足を運びますが、 徹頭徹尾なんもしません。 そうしているうちに「レンタルなんもしない人」さんが帰る時間に。最後に新幹線のホームまで見送りに行き、手を振ると… ここまで「なんもしない」を貫く姿勢は美学すら感じます。
「レンタルなんもしない人」さんが帰ったあとには、はじめしゃちょーさんは1人ではなかなか行きづらいボーリングや、1人では恥ずかしい自撮りなど、そこにいてくれるだけで助かることがあったと振り返り、「人気の理由がなんとなく分かりました」「場合によってはとても大事な役割を担っている仕事な気がしました」とコメント。
さらに「何もしないって難しいっすよ!普通の人だったら誰かが何か言ってたらそれに対して何か言いたくなったり、楽しそうだったらやりたくなったりすると思うので」と「レンタルなんもしない人」さんの魅力を視聴者に語りました。 「レンタルなんもしない人」さんも、はじめしゃちょーさんと時間を共にして「普通にサービスを受けてもらえてる感もあり良かったです」と振り返りました。
「これはなんの動画?」という疑問は拭えませんでしたが、とりあえず最後は「ええ動画やん」と、少し優しい気持ちになれました。はじめしゃちょーからのレンタル、もちろん動画出演が主な依頼意図だったと思うけど「僕人見知りなんで何もせずただ居てくれるのすごく助かります」「僕のことそんな知らない人と一緒に過ごすのあんまり無いので新鮮です」と真剣な顔で言ってて、普通にサービスを受けてもらえてる感もあり良かったです
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) July 31, 2019
夏はYouTube三昧
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