広瀬すず×是枝裕和、CMで「海街」タッグ再び 監督「広瀬すずだから引き受けた」

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earth music&ecology 2019春「エシカルへ」篇60秒

POPなポイントを3行で

  • earth music&ecologyの新CMに広瀬すずが出演
  • 監督にはアカデミー賞ノミネートの是枝裕和監督
  • ドキュメンタルかつ自然で感動的な映像に注目
女優・広瀬すずさんが主演に起用した、アパレルブランド・earth music&ecologyの新たなテレビCMが公開された。

監督をつとめたのは、『万引き家族』が米アカデミー賞にもノミネートしている是枝裕和さん。

是枝監督が広瀬さんを演出するのは、『海街diary』『三度目の殺人』などに続いてこれが5度目。

監督は「いつもCMの仕事はスケジュールの問題などでなかなかお受けできないのですが、広瀬さんが出演ということで引き受けました。CMで等身大の彼女の二十歳の姿が素直に出ればいいなと思いながら撮影していました」とコメント。

広瀬さんも、「いやー、本当に凄すぎて、またこうしてCMでご一緒できるなんて、なんて贅沢なんだ!と改めて思いました(笑)」と監督の活躍に触れる。

そして「屋上のシーンの時に、監督から『音を聞いてみたりして下さい』と言われたんです。その時に『音を聞くかぁ…是枝監督っぽいなぁ…』と思いました」と撮影を振り返った。

1本のアート作品とも言える、自然でありながら感動的なCMは2月27日(水)からオンエアされる。

是枝作品の根底に横たわるリアリティ

2018年に公開された映画『万引き家族』で、日本人として21年ぶりにカンヌ国際映画祭最高賞のパルムドール賞を受賞、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている是枝裕和監督。

2004年の『誰も知らない』、2008年の『歩いても 歩いても』、2013年の『そして父になる』などにも見られるように、様々な「家族」の形を静かに映し出す。
映画『万引き家族』本予告
その丁寧に積み上げられたリアリティのある映像表現は、もともとドキュメンタリー番組のディレクターとしての出自に裏打ちされており、今回のCMもそんな是枝監督ならではの温度が感じられる作品となっている。

広瀬すず×是枝監督がブランドメッセージ“エシカル”を表現

新たなCMとともに、earth music&ecologyが新たに打ち出したブランドメッセージは「エシカル」。

倫理的、道徳上という意味の形容詞であり、「人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたもの」を購入、消費することを、エシカル消費と呼ばれている。 このメッセージを映像でどう表現するか?という課題に対して、是枝監督が出した答えは“この服は一体誰の手で作られているのか?”ということを具体的な画で見せるというものだった。

広瀬さんは「服を選ぶ時、今まではただ好きかどうか、感覚だけで考えていました。好きかどうかだけではなく意識して別の観点から服選びをすると、気づけなかった事を知る機会になるのではないかな、と思いました」と、CMに込めた思いを語る。 撮影では、「是枝監督の撮影の時はいつも、その場で感情を作るような感覚なので、力を入れすぎることもなく、リラックスできました。ありのままという感じですね」と、自然体な自身を表現できたという。

CMでも輝きを見せる女優たち

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