ジャニーズ発のアイドルグループ・嵐(ARASHI)が2020年12月31日をもって活動休止すると発表した。ファンクラブサイトに配信された5人そろっての動画コメントで明らかになった。
冒頭、リーダーの大野智さんから活動休止を報告。2017年6月中旬ごろ、メンバーに集まってもらい「2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたい」と思いを吐露したという。
その後、デビュー20周年(2019年)と2020年を区切りとして「メンバーそれぞれの道を歩んでもいいのでは」と話し合った結果、活動休止を決定するに至った。
櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんも大野さんに続いてコメント。それぞれこれまでへの感謝と残りの活動への意欲を語った。
1999年11月「A・RA・SHI」でデビューを果たす。当時は滝沢秀明さんや今井翼さんら、ジャニーズJr.の人気が高く「黄金期」と呼ばれていた時代。
嵐も出演していたジャニーズJr.によるバラエティ番組「8時だJ」は、5人のデビュー発表後に終了し、次番組「やったるJ」には嵐がメインパーソナリティを担当した。
デビュー以降、様々な単独番組に加え、5人が主演する映画、さらにはCDのセールスなど、いずれも目覚ましい活躍を残してきた。
2010年に日本ゴールドディスク大賞で10冠を達成すると、同年末から5年連続で「NHK紅白歌合戦」の白組司会を担当。2016年には相葉さん、2017年には二宮さん、そして2018年には櫻井さんが単独で白組司会をつとめており、実質8年間にわたって年末の顔を担っている。
オリコンが実施する「好きなアーティストランキング」では、史上最多となる通算8回の1位を記録(外部リンク)。老若男女、多くの人に親しまれるその姿は、かつてのSMAPとも重なる。
日本を代表するPOPアーティストであり、現時点における頂点と言っても過言ではないだろう。
いまやKAT-TUNやHey! Say! JUMP、TOKIOなどが所属する音楽レーベルである一方、映画の製作や配給、テレビドラマ、舞台、イベントなどの企画やプロデュースも手がけている。
嵐の5人が初主演した映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』(2002年)は、同時にジェイ・ストームとしても映画配給第1弾作品でもあった。
ジャニーズ内外において大きな影響を与えた5人の台風ジェネレーション。嵐と呼ぶには長すぎるほど、20年にわたって日本の音楽シーンを牽引してきた。
活動休止という決断は残念ではあるものの、「解散」ではない上に、彼らが成し遂げてきた功績には感謝カンゲキ雨嵐でしかないだろう。
ファンへのメッセージにあった「5人それぞれの道」への興味は尽きないが、まずは残りの期間「感謝の気持ちを伝えていく」という嵐の活動に注目したい。
「おつかれさまでした」と労をねぎらうには、まだ早いはずだ。
冒頭、リーダーの大野智さんから活動休止を報告。2017年6月中旬ごろ、メンバーに集まってもらい「2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたい」と思いを吐露したという。
その後、デビュー20周年(2019年)と2020年を区切りとして「メンバーそれぞれの道を歩んでもいいのでは」と話し合った結果、活動休止を決定するに至った。
櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんも大野さんに続いてコメント。それぞれこれまでへの感謝と残りの活動への意欲を語った。
日本の音楽シーンを牽引してきた嵐の5人
嵐は大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんの5人で結成。ハワイ・ホノルル沖でクルーズ客船でのデビュー発表は注目を集めた。1999年11月「A・RA・SHI」でデビューを果たす。当時は滝沢秀明さんや今井翼さんら、ジャニーズJr.の人気が高く「黄金期」と呼ばれていた時代。
嵐も出演していたジャニーズJr.によるバラエティ番組「8時だJ」は、5人のデビュー発表後に終了し、次番組「やったるJ」には嵐がメインパーソナリティを担当した。
デビュー以降、様々な単独番組に加え、5人が主演する映画、さらにはCDのセールスなど、いずれも目覚ましい活躍を残してきた。
2010年に日本ゴールドディスク大賞で10冠を達成すると、同年末から5年連続で「NHK紅白歌合戦」の白組司会を担当。2016年には相葉さん、2017年には二宮さん、そして2018年には櫻井さんが単独で白組司会をつとめており、実質8年間にわたって年末の顔を担っている。
オリコンが実施する「好きなアーティストランキング」では、史上最多となる通算8回の1位を記録(外部リンク)。老若男女、多くの人に親しまれるその姿は、かつてのSMAPとも重なる。
日本を代表するPOPアーティストであり、現時点における頂点と言っても過言ではないだろう。
ジャニーズにおける影響も大きかった台風ジェネレーション
一方で、嵐の誕生はジャニーズ事務所の方向性にも影響を与えた。現在の所属レコード会社であるジェイ・ストーム(J Storm)は、2001年に文字通り嵐のプレイベートレーベルとしてつくられた。いまやKAT-TUNやHey! Say! JUMP、TOKIOなどが所属する音楽レーベルである一方、映画の製作や配給、テレビドラマ、舞台、イベントなどの企画やプロデュースも手がけている。
嵐の5人が初主演した映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』(2002年)は、同時にジェイ・ストームとしても映画配給第1弾作品でもあった。
ジャニーズ内外において大きな影響を与えた5人の台風ジェネレーション。嵐と呼ぶには長すぎるほど、20年にわたって日本の音楽シーンを牽引してきた。
活動休止という決断は残念ではあるものの、「解散」ではない上に、彼らが成し遂げてきた功績には感謝カンゲキ雨嵐でしかないだろう。
ファンへのメッセージにあった「5人それぞれの道」への興味は尽きないが、まずは残りの期間「感謝の気持ちを伝えていく」という嵐の活動に注目したい。
「おつかれさまでした」と労をねぎらうには、まだ早いはずだ。
次代を担うジャニーズ発のPOP
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