映像では、輪入道さんが自身初となる手話とラップをかけ合わせた「手話ラップ」に挑戦。
3年前に突発性難聴を患った輪入道さんが、その経験から嘘偽りのない気持ちをリリックに込めて歌っている。
歌と手話でメッセージを届けてきたHANDSIGN
手話パフォーマーのSHINGOさんとTATSUさんで構成されるHANDSIGN。HANDSIGN(左からSHINGOさん、TATSUさん)/画像はオフィシャルサイトより
ライブ活動に加えて、ろう者のオリンピック「デフリンピック」日本選手団応援ソングの制作や地元・神奈川県内の中学高校50校で公演するプロジェクトを実施。
フリースタイルダンジョンでもお馴染みの輪入道
真っ直ぐで熱い歌詞が魅力のラッパー・輪入道さん。輪入道さん/画像は公式サイトより
輪入道さんは、2015年に突発性難聴を発症して片耳が聞こえなくなった。その状況を知ったHANDSIGNが本曲の客演を輪入道さんにオファーし実現した。
言葉数が多くリズム感も必要となるため難易度が高い「手話ラップ」だが、それに挑む輪入道さんのパフォーマンスは必見だ。
ちなみにアメリカでは、ラッパーのケンドリック・ラマーさんやチャンス・ザ・ラッパーさんなどがライブの際に手話通訳を起用している。日本でも新しい表現方法として手話とラップのコラボが増えていくかもしれない。