“ポップ・カルチャーの父”スタン・リーの死
原作者として、マーベル・コミックスの名だたるヒーローやヴィラン(敵役)の生みの親として知られるスタン・リーさん。 私たちが身を置く社会を見つめ作品に取り込み、ステレオタイプではない人間味あふれるヒーローたちを生み出してきた。アメリカの漫画業界に変革をもたらしたその功績から「ポップ・カルチャーの父」とも称される偉大な人物だ。
高齢ながら、マーベル・コミックの編集委員として作品制作にも関わり続け、マーベル・メディアの名誉会長をもつとめた。
マーベル作品の映画やアニメ、ゲームの影響もあって、ひと昔前よりも身近な存在となった「アメコミ」だが、その普及に誰よりも尽力してきたのもスタン・リーさんだった。
2017年12月に日本で開催された「東京コミコン」のステージにも登壇し、日本のファンにかくしゃくとした姿を見せてくれたことも記憶に新しい。 マーベル関連映画にちょこちょこ顔を出す彼は、最近も、11月2日から日本公開中の、マーベルきってのダークヒーロー『ヴェノム』にもカメオ出演している。
老いてなお盛んとはいえ、晩年はたびたび搬送や緊急入院が報じられていた。
大往生と言っていいだろうが、彼の生み出してきた魅力的なキャラたちと同様に魅力的なスタン・リーさんの訃報は、多くのファンや関係者に衝撃を与えている。
彼自身の公式Twitterアカウントには、スタン・リーの駆け抜けた生涯を記す「1922-2018」という年号と、飽くなき向上心を示す「Excelsior!」という力強いタイポグラフィが投稿されている。
— stan lee (@TheRealStanLee) 2018年11月12日
Today we didn't only lose a legend, we lost THE CREATOR.
— FrancescoFrancavilla (@f_francavilla) 2018年11月12日
So long, Stan, EXCELSIOR! pic.twitter.com/BRVdIUUsEz
Rest in Peace Stan Lee. A true world builder... https://t.co/QSGkrJ4Om3
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2018年11月12日
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— Mike Mignola (@artofmmignola) 2018年11月12日
Well there it is. Goodbye Stan Lee
We all saw it coming but still--For those of us who grew up reading Marvel comics--Especially in the 60s and 70s--it's the end of something. pic.twitter.com/6bmXTy9CFf
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— Mike Mignola (@artofmmignola) 2018年11月12日
You can debate forever who really created what--Stan or Jack or Steve--but the truth is it was some magic combination of those guys. It made a big different to a whole lot of our childhoods and the world continues to be a richer place thanks to what they gave us.
偉大な人物の残した功績
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