"通夜・葬式"を迎えるぼくりりからのサプライズ
ぼくりりさんは、9月21日に放送された日本テレビ系「NEWS ZERO」内で、2019年1月をもって音楽活動を終了すると明らかにしている。10月末に東京でのツアーファイナルを終え、ぼくりりさんの活動はラストアルバムの『没落』、同日にリリース予定のベストアルバム『人間』、そして1月のラストライブ「通夜・葬式」を残すのみ。Last album「没落」
— ぼくのりりっくのぼうよみ (@sigaisen2) 2018年11月2日
2018.12.12
1. 遺書
2. あなたの手を握ってキスをした
3. 二度と来ない朝
4. 断罪
5. 人間辞職
6. 輪廻転生
7. 僕はもういない
8. 祈りを持たない者ども
9. 曙光
10. 没落
11. 超克 pic.twitter.com/TAuvGC5lmp
そうした中でぼくりりさんは11月6日、Twitterで事前に何かを匂わすツイート。その後、ラストアルバムを待ち望むファンに向けて、サプライズでライブビデオを公開した。
またぼくりりさんは、数ある収録曲の中から「人間辞職」という楽曲を選んだことについて、KAI-YOUに以下のようにコメントしてくれた。本日18時 pic.twitter.com/OOYegThhSt
— ぼくのりりっくのぼうよみ (@sigaisen2) 2018年11月6日
この言葉を必要としてる人が大勢いるであろうことを鑑みて、「人間辞職」という楽曲を選びました。
人間という漢字が指すように、人と人の間で社会的な活動を行うことで、初めて人間であると見做されるのなら、僕は人間を辞職します。それよりももっと大事な、自分の命を全うすることに全力を尽くそうと思います。 ぼくのりりっくのぼうよみさんより
「ぼくのりりっくのぼうよみ」としての活動も残り数か月
デビューから終幕まで、常にセンセーショナルかつ創造的な活動を続けてきたぼくりりさん、本当に活動を終了してしまうのか。「この社会に辞職届けを叩きつけます」など、一貫して放たれる強烈でシニカルな歌詞、また「この言葉を必要としてる人が大勢いるであろうことを鑑みて」という言葉は、彼の中でのうごめく怒りや諦め、それを吐き捨てて真っ当(だとされている)な人間を脱皮した先への希望すら感じる。 彼の「ぼくのりりっくのぼうよみ」としての活動も残り数か月となってしまったが、アーティスト自身の通夜と葬儀を終えたその先も、(これは筆者の勝手な推測であり希望でもあるが)彼は自身の根源にある欲求を追求し、われわれにまた新しいものを見せてくれる。そんな気がしている。
やりたくない仕事やどうでもいい勉強をして、思ってないことを言わされて、他人の顔色だけ伺って、そんな人生に価値は無い。まともな人間になんてなりたくない。それなら人間なんて辞めてやる。
— ぼくのりりっくのぼうよみ (@sigaisen2) 2018年11月6日
俺は、人間を辞職します。
ぼくのりりっくのぼうよみ - 人間辞職 MV https://t.co/Ydk542YH0w
ぼくりり、やめちまうのかよぉ〜〜〜
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