ぼくりり「人間辞職」のライブ映像公開 ラストアルバム収録の最新曲

ぼくのりりっくのぼうよみ- 「人間辞職」Live Video(1週間限定公開)

POPなポイントを3行で

  • ぼくりりが新曲「人間辞職」のライブ映像を期間限定公開
  • 鮮烈でシニカルな歌詞が放たれる衝撃の楽曲
  • ぼくりりさんから、楽曲へのコメントも届いています
シンガーソングライター/ラッパーのぼくのりりっくのぼうよみぼくりり)さんが、12月12日(水)に発売予定のラストアルバム『没落』収録曲、「人間辞職」のライブビデオを1週間限定で公開した。

"通夜・葬式"を迎えるぼくりりからのサプライズ

ぼくりりさんは、9月21日に放送された日本テレビ系「NEWS ZERO」内で、2019年1月をもって音楽活動を終了すると明らかにしている。 10月末に東京でのツアーファイナルを終え、ぼくりりさんの活動はラストアルバムの『没落』、同日にリリース予定のベストアルバム『人間』、そして1月のラストライブ「通夜・葬式」を残すのみ。

そうした中でぼくりりさんは11月6日、Twitterで事前に何かを匂わすツイート。その後、ラストアルバムを待ち望むファンに向けて、サプライズでライブビデオを公開した。 またぼくりりさんは、数ある収録曲の中から「人間辞職」という楽曲を選んだことについて、KAI-YOUに以下のようにコメントしてくれた。

この言葉を必要としてる人が大勢いるであろうことを鑑みて、「人間辞職」という楽曲を選びました。

人間という漢字が指すように、人と人の間で社会的な活動を行うことで、初めて人間であると見做されるのなら、僕は人間を辞職します。それよりももっと大事な、自分の命を全うすることに全力を尽くそうと思います。 ぼくのりりっくのぼうよみさんより

「ぼくのりりっくのぼうよみ」としての活動も残り数か月

デビューから終幕まで、常にセンセーショナルかつ創造的な活動を続けてきたぼくりりさん、本当に活動を終了してしまうのか。

「この社会に辞職届けを叩きつけます」など、一貫して放たれる強烈でシニカルな歌詞、また「この言葉を必要としてる人が大勢いるであろうことを鑑みて」という言葉は、彼の中でのうごめく怒りや諦め、それを吐き捨てて真っ当(だとされている)な人間を脱皮した先への希望すら感じる。

画像は「ぼくのりりっくのぼうよみ- 「人間辞職」Live Video」より

彼の「ぼくのりりっくのぼうよみ」としての活動も残り数か月となってしまったが、アーティスト自身の通夜と葬儀を終えたその先も、(これは筆者の勝手な推測であり希望でもあるが)彼は自身の根源にある欲求を追求し、われわれにまた新しいものを見せてくれる。そんな気がしている。

ぼくりり、やめちまうのかよぉ〜〜〜

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