想像と言葉
『ぷよぷよ』や『魔導物語』、『バロック』の企画で知られるゲームクリエイターの米光一成さん。米光さんが受け持つ京都・立命館大学の授業の中で、学生の神谷聡子さんが発案した原案を元に発展させた二人の共作によるゲーム。
言葉が書かれたチップから選んだ3つの言葉を元に、さらに新たな言葉を紡ぐシンプルながらプレイヤーの想像力をかき立てる作品となっています。
最後の晩餐~裏切り者は誰だ~
オリジナルルールやストーリーの変化で様々な作品が作られている「人狼」派生ゲーム。そうした中でも今回が初出品となるこのゲーム、特徴となるのがその制作元。
戦後から続く老舗キリスト教出版社「キリスト新聞社」なのです。
当初季刊誌の付録として企画したトレーディングカードが発端となり、カードゲーム第一弾『バイブルマスター』、そして今回初出品の『最後の晩餐』制作に至るという経緯。
毎ターンごとに配られるアイテムカードによって、他のプレイヤーの正体を見破ったり、ハンター役の力を得られるなど普通の人狼とは一味違ったゲーム性となっています。
今回も会場内は大賑わい
今回のゲームマーケットでは出品している各スペースのほか、会場内では謎解きゲームも開催されていて、クロスワードなど3つのミッションが用意され、答え合わせのブース前には長い行列が出来ていました。 取材で訪れた正午すぎには、謎解きの回答待機列に多くの人が並んでいるのが目立ちましたが、会場全体を見ても、回を重ねるごとに会場に訪れる来場者は増えているように感じます。世代や性別はもちろん、台湾からの出展者が居たり、来場者にも外国人の方がちらほら見えるなど、国境も越えて多くの人が訪れるイベントでした。
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