画像はすべてまこ（@macogame）さんのTwitterより

渡邉、渡邊、渡辺……などなど、数十種類にものぼるという異字体をもつ苗字「ワタナベ」を神経衰弱風のゲームにした『渡る世間はナベばかり』が、Twitter上で1万RTを超えるほど大きな注目を浴びている。

考案者はTCG『金色のガッシュベル!! THE CARD BATTLE』をはじめ、さまざまな作品を手がけるゲームデザイナーの中村誠さん。

本作は、2月21日（日）に兵庫県神戸にて開催されるアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2016神戸」の中村誠ブース（F16）にて配布予定だという。

世界初のナベさんゲーム「渡る世間はナベばかり」（通称、渡ナベ）。ほとんどの人の予想通りだとは思いますが、遊び方はこちらになります。ご確認ください。 #ゲムマ pic.twitter.com/Q2xxybodyc
— まこ (@macogame) 2016, 1月 23

ワタナベがゲシュタルト崩壊していく……

『渡る世間はナベばかり』のルールは神経衰弱同様、いたってシンプル。

まずは「渡」と書かれた側を向けたチップをすべて並べ、順番に2枚ずつチップを裏返していく。ひっくり返したチップが同じ「ナベ」だった場合、それを回収して次の人へ。

異なる「ナベ」だった場合は元の状態に戻して、次のプレイヤーに交代。最終的に最も多いチップを手にした人が勝者となる。ただでさえ記憶力を酷使する神経衰弱。本作では、些細な違いしかない20種類の「ナベ」の違いを見極めて記憶していかなければならず、勝利するのは至難の技だ…！

想像するだけでゲシュタルト崩壊を起こしそうなゲームだが、ネット上では「本当に神経が衰弱するやつだ！」「渡邉として買わなきゃという使命を感じた」など、好意的に受け入れられている。