「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」
このギャグをご存知の方、そこそこ多いのではないでしょうか。お笑い芸人・世界のナベアツさん(現:落語家・桂三度さん)の代表的なギャグです。
このギャグは基本的に40まで数え上げます。しかし、このカウントアップを40以降もずっと重ねているXのファンメイドbotが存在します。
そしてこのbotが、7月13日に30万まで数え上げました……勘のよい方、何が起こるかわかりますね? ここから40万までアホになり続けます(3の倍数と3が付く数字のときだけアホになるので!)。その年数、現状ペースで見積もって、約17年間。
快挙なのか異常事態なのか判然としない大台達成を前に、botを見守ってきた人たちは大盛り上がり。そして、その熱気はめぐりめぐってご本人にまで届いたようです。
世界のナベアツの代表ネタ「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」
まずは「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」というギャグについて。
文章の通りですが、1から数え上げている途中、「3の倍数」と「3が付く数字」だけ、数え上げ方が「さァーん!」みたいに、ちょっとアホっぽくなるギャグです。
このギャグで有名になったのが、当時「世界のナベアツ」として活動していた落語家の桂三度さん。
桂三度さん/画像は吉本興業公式サイトより
漫才コンビ・ジャリズムのボケ担当「渡辺あつむ」として活動していた時期もあれば、放送作家として活動していた時期もある人です。
数え続けること30万、17年間アホになるのが確定したファンbot
そんな世界のナベアツさんのこのギャグをXのbotとして再現しているのが、「数え続ける世界のナベアツbot」。
世界のナベアツさん本人は40までで止めることが多かったこのギャグを、本botは40以降も継続。名に偽りなく、2021年1月から膨大な数を数え続け、時折アホになっています。
そして、2026年7月13日11時8分。カウントアップはついに30万に到達。以後、数え上げる数字にはすべて3が加わるため、ここから40万まではずっとアホになることが確定しました。
では、いつアホではなくなるのか。「数え続ける世界のナベアツbot」はある時期から投稿間隔を調整。現在は90分に1回投稿しています。一日あたりおよそ16投稿はできる計算です。
投稿間隔の調整理由は、現在のXのAPI制限を考慮した、凍結回避のための余裕を持たせた設定値と考えられます。
この投稿間隔が今後も続く場合、30万から40万までかかる日数はだいたい6250日。年に換算すると約17.1年。40万に到達し、アホでなくなる時期は2043年8月頃と見積もれます。あまりにも、あまりにも途方もない旅路です。
リプライ欄はタイムカプセル代わりに? 異様な熱気が本人にも届く
「17年間アホになりつづけるナベアツbot」の話は、筆者の周囲でもチラホラ耳にするくらいには、少し前から話題になっていました。
そして、満を持してはるかなる旅へと出発した30万到達時の投稿には、お祝いの意味を込めてか25万を超えるいいねが寄せられています。
また、この投稿と、直前の299,999の投稿のリプライ欄にはねぎらいの声などが多く寄せられています。中には「17年後の自分」にあてたメッセージを添える人も。タイムカプセルのつもりでしょうか……?
この異様な熱気は、桂三度さんご本人のもとにも届いた様子。事態をある程度把握した上で、「どう絡んでいいのか、わかりませんが『いっけー!』の気持ちです。」と、ちょっと応援するようなコメントを寄せつつ、さらなる未来についても妄想を見せてくれています。
本人までうっかり届いてしまったにこやかな珍事。しかし、XのAPI仕様が現状のままである保証はないため、アホではなくなる日はもっと先になるかもしれません。
はたして我々はその日を拝むことができるのか。絶妙に遠い未来に向けて、想いを馳せて見るのも一興です。
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