30年を凝縮した超厚本『コミティア30thクロニクル』 COMITIA108で先行販売

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30年を凝縮した超厚本『コミティア30thクロニクル』 COMITIA108で先行販売
30年を凝縮した超厚本『コミティア30thクロニクル』 COMITIA108で先行販売

画像は特設サイトより

5月5日(月)に開催される創作マンガ同人誌即売会「COMITIA(コミティア)108」にて、コミティア30周年を記念した作品集『コミティア30thクロニクル』の第1集が先行販売される。

これまでの30年間を代表する作家・作品のアンソロジー集仕立てとなっており、会場限定価格1,500円での販売で、一般書店では5月中旬に発売予定とのこと。

「コミティア」とは

コミティアのカタログ『ティアズマガジン』。左から読むと参加サークルリストとPRカット、諸注意などが掲載された「COMITIA GUIDE」、右から読むと作家・本の紹介や、読み物コラム、アフターレポートなどを掲載した「ティアズマガジン」になる構成となっている。

「コミティア」は創作マンガ同人誌即売会。実際にはマンガに限らず、イラスト・小説・評論・音楽CD・ゲーム・グッズなど、様々な作品が出展されている。

1984年11月18日に第1回目を開催し、2014年でいよいよ30周年を迎えた。

同じ同人誌即売会として「コミックマーケット(コミケ)」が例に挙げられるが、コミケは二次創作が多いのに対し、コミティアではオリジナル作品のみが頒布されるという違いがある。

また、会場には「出張マンガ編集部」という、マンガ・イラストを持ち込みアドバイスを受けることができるブースも展開されており、これがきっかけでプロデビューした作家も多数いる。

コミティアの歴史を凝縮

この度刊行される『コミティア30thクロニクル』は、そんなコミティアの30周年を記念した作品集。

これまでの30年間にコミティアで発表された同人誌の中で、その歴史を語る上で外せない伝説の傑作・名作から、現在プロとして活躍する作家の初期作品など、貴重な作品の数々を幅広い視点から選んだアンソロジー集となる。

また、作品以外にも登場作家の描き下ろし「イラストメッセージ」や、コミティア実行委員会代表の中村公彦さんが歴史を振り返る「コミティアヒストリー」、コミティアゆかりの作家による特別寄稿「コミティア30周年に寄せて」、本誌に掲載しきれなかった作家・作品のレビューを掲載。

そのボリュームはB6サイズで全3冊・総2000ページに及ぶという。続く第2集・第3集は、COMITIA109・COMITIA110にて発売予定とのこと。

文:たかはしさとみ
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