いよいよ「第 5 回 BAZOOKA!!!高校生 RAP 選手権」開 幕
今大会では、今までスペシャルジャッジを務めていたZeebraさんが、自身が立ち上げる新レーベルに、出場者であるT-PablowさんとYZERRさんが所属することとなり、公平性を欠くという理由からスペシャルジャッジを辞退。代わりにavexからのメジャーデビューで話題を呼んだANARCHYさんがスペシャルジャッジを務めました。
その他の審査員はDABOさん、SIMONさん、鎮座DOPENESSさん、MARIA(SIMI LAB)さん。レフェリーにはDARTHREIDERさん、そしてDJはKEN-BOさんが務めていました。
※以下のMCバトルのリリック部分は編集部の聞き書きであるため、正確でない場合もございます
Aブロック 1回戦!
第一試合 "岸和田ラップ愚連隊"かしわ VS "湘南の韻ファイター"MC ALI
初戦とは思えないくらいかなり熱い戦いでした。かしわさんの初っ端の「レディース&ジェントルメン」というフレーズが、まるで大会のアツいはじまりを告げるかのよう。対するMC ALIさんは時折言葉を詰め込んだりと緩急をつけたフロウで応戦し、本当に大番狂わせがあるかと思う場面もありましたが、かしわさんのパンチラインのユーモアがオーディエンスの心をキャッチしてた印象。結果はかしわさんの勝利。いきなりハイレベルなバトル!
第二試合 "大阪ラップヘラクレス"DK VS "ストリートワイズマン"YZERR
「今日は見に来たんだろ? 勝利の女神の浮気現場を」と今日イチのパンチラインを放つDKさん。これは前回大会でのT-Pablowさんのパンチライン「勝利の女神が交際相手」からの引用で、大会を追っているヘッズたちに突き刺さりました。さらに、T-Pablowさんと顔が似てるな、と双子であるが故の突かれやすいディスを受けるも、T-Pablowは関係ないとすかさず返すYZERRさん。見ていてどっちが勝つのかわからず、オーディエンスの中にも再戦を希望する反応もチラホラ見られましたが、結果はYZERRさんの勝利。前回準優勝のDKさんがまさかの初戦敗退...!
第三試合 "ダーティーキッズ"Ry-lax VS "ゲトープリンス"S-MA BI$KET
じゃんけんで勝ち、先攻を選ぶRy-laxさんは、先攻らしい刺激的な言葉でガンガン攻撃。それに対しS-MA BI$KETさんが2ターン目で返した「勝つことなんて別に気にしてないし、ここにいる2000人をロックしに来た」というラインが印象的でした。バトルで結果を残せなくても、大会に出場し、そこにいるオーディエンスに自分の存在を存分にアピールできれば、それもある意味では勝利だな、と感じました。結果はRy-laxさんの勝利。
第四試合 "ラップバカ一代"MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻 VS "MIC座頭市"LENA-K
ステージに出てくるなり、この日1番ではないかと思うくらいの声援を浴びていたMC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さんと、ほとんど盲目という初出場のLENA-Kさんの対決。おじいちゃんと一緒に暮らすMC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さんをイジるLENA-Kさんに対し、「お前紹介聞いてたのか、俺今1人で寝てんだよマザファッカー」と返したMC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さんのラインにテンションがぶち上がりました。 対戦前に対戦者の人となりを司会の小籔さんが紹介するのですが、そこで今までおじいちゃんと一緒に寝起きしていたMC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さんがついに個室をゲットしたと語られていたんです。結果はMC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さんの勝利。対戦後、すぐさまがっちりと友情の握手を。
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連載
「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」で活躍したT-Pablow、GOMESS、HIYADAM、かしわ、EINSHTEINら若きラッパーたちのロングインタビューや大会のレポート、MC☆ニガリなど大会優勝直後の心境などを特集。 また「BAZOOKA!!! 第9回高校生RAP選手権」も取材!
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