【超会議】VR蓮舫の破壊力に心が折れた件　そんなに詰めないで下さい…！

4月29日（土）・30日（日）の2日間にかけて、千葉・幕張メッセ国際展示場で開催されたニコニコの祭典「ニコニコ超会議2017」。

今年も様々なコンテンツが展開されていた中で、最も注目を集めていたのは「VR蓮舫」だったと言って間違いないだろう。

1日目は125分だった待ち時間が、2日目は300分を記録。早々に受付が終了するなど、異常とも言えるほどの人気を誇っていた。

蓮舫さんの追求とは一体どれくらいのレベルなのか？ 「怖そう」とは言われているものの、数々の修羅場をくぐり抜けてきた社畜にしてみれば、実は大したことなかったりするんじゃないか？

今回、KAI-YOU編集部は「VR蓮舫」の体験をすることに成功。その模様をレポートする。

取材、文、写真：新國翔大

VRの世界で蓮舫さんの追求が疑似体験できる！

「VR蓮舫」とは、「2位じゃだめなんでしょうか？」などの言葉で知られている民進党・蓮舫代表の厳しい追求を疑似体験できるゲーム。今回の「超会議」のために用意された特別なものだ。

3分間、蓮舫さんから追求されている間にプレイヤーの心拍数が測定され、どれくらい動揺したかで「総理大臣適性度」が判定される。

4月28日（金）に本作の発表が行われると、SNSを中心に話題となり、「ニコニコ超会議」事前の人気投票で1位を獲得していた。

いざ、蓮舫さんとバトル開始！

重厚感漂うイスに座り、専用のゴーグルをセット。そして平均心拍数を測定し、ヘッドフォンをつけたら、蓮舫さんが待つVRの世界へ。

そこには蓮舫さん以外にも、国会議員がたくさん肩を並べており、並々ならぬ雰囲気の場所だった。

そんな状況のなかでも「どんな感じで追求されるのかな」と余裕をこいていた筆者。しかし、いきなり蓮舫さんの大きな声が響き渡った。

蓮舫　民進党の蓮舫です。本物の蓮舫です。イエスかノーかで私に答えて下さい。それが答えられないのだったら申し訳ございません。残念ながらあなたの答弁には納得できません！

のっけから蓮舫さんが筆者のことをまくし立ててくる。かなりのドSのようだ……。さすがに、ここでビビるわけにはいかない。

そうしたら、早速蓮舫さんの手厳しい追求が始まった。まずは、ニコニコ超会議のコンセプトについてだ。

蓮舫　「『ニコニコ（通称：ニコ動）』のすべて（だいたい）を地上に 再現する、ニコニコ最大のイベントです」とありますが、この「だいたい」って何ですか？ アバウトすぎませんか？

ぐうの音も出ないほどの正論である。さすが蓮舫さんだ。恐怖を感じるのではなく、思わず関心してしまったため、まだ心拍数に大きな変化はない。 大丈夫、大丈夫だ……。この調子なら、余裕で蓮舫さんの追求を切り抜けられる。そう思っていた矢先だった。

蓮舫さんの追求、怖えぇぇぇぇぇ！

次に、「ニコニコ超会議」の予算について追求が始まった。ここからが本当の地獄である。

蓮舫さんのキツい目に加え、厳しい口調で「お金」のことについて追求されると、悪いことはしていないはずなのに、なぜか焦りが。周りにいる国会議員たちのヤジも飛び交う。

そうなれば心拍数は上昇、もう蓮舫さんの独壇場である。筆者の記憶も曖昧だ。

VR蓮舫でもりもりメンタル削られている　#超会議 pic.twitter.com/WXpmlZVgf3

— ふじきりょうすけ (@ryotankaiyou) 2017年5月1日

このあとの厳しい追求に太刀打ちすることできず、途中から「ほんとすみません。僕が悪かっただけです……」というメンタル状態に。

怖えぇぇぇぇぇぇぇぇ！ 怖えぇぇよ、蓮舫さん！

どんだけキレッキレの口調で詰めてくるんですか。ワタシハナニモシリマセン。ナンノカンケイモアリマセン。

気がついたら、3分間はあっという間に終了。その後。自分の総理大臣適性度の結果が出てきた。 結果はE判定！ 蓮舫さんの圧勝である。

蓮舫さんが持つ迫力は想像以上。終わった後の感想は、「国会議員って大変な仕事だったんだな（小並感）」だった。

この「蓮舫VR」。クオリティはかなり高いので、今後試せる機会が用意されたならば、ぜひ体験してみてほしい。

きっと、あなたも蓮舫さんの前にひれ伏してしまうはずだ。