これは、UnityやUnreal Engine 4(UE4)といったゲームエンジンで、スマートフォン向けゲームやVRゲームを作成しているたつのる(@tatsunoru)さんによる作品。
深い井戸から這い上がり、テレビ画面から飛び出て人を呪い殺すまでの一部始終を貞子視点で体験できます。
このツイートは投稿から16時間で約4,900RTされるなど注目を集めています。
貞子の苦労を体験できるVRゲーム
劇中では現世に恨みを残し、見た者を呪い殺す「呪いのビデオ」を介して災いを巻き起こします。 そんな貞子側の気持ちになって、その苦労を味わうことができるVR作品「貞子VR」は、井戸の底からスタート。 ゆっくりと井戸をよじ登っていきます。 呪いのビデオを見た人の元へ電話をかけ、光っているテレビから飛び出します! あとは逃げ惑う人を呪い殺すだけ。視界に入ってくる長い髪がすごく邪魔です……。 最後に、殺した相手に向けて合掌しているのが味わい深い。貞子の視点で体験すると、貞子の苦労が身にしみそうです。
※画像はすべて「貞子VR」スクリーンショット
今回は手を引き寄せることで移動できる方法を試してみているとのこと。引き寄せ型の移動方法を試してみたけど、なんというか「VR匍匐前進」って感じになってしまったな… pic.twitter.com/cPlRsCmznR
— ちょむ[C90]3日西k-24a (@chom) 2016年6月15日
一味違ったゲームを制作する たつのるさん
たつのるさんは過去にもさまざまなVRゲームを制作。突貫で「VR賽の河原」作った。河原に転がってる石を積み重ねて一定の高さにしないといけないんだけど、鬼が崩しにやってくるから石を投げて撃退するゲーム。Unity VR EXPO AKIBAに応募しても大丈夫ですかな… pic.twitter.com/oTJLXlqer1
— たつのる (@tatsunoru) 2016年6月17日
6月17日には河原に転がる石を積みあげて一定の高さを目指しつつ、石を崩しにやってくる鬼を石を投げて撃退する「VR賽の河原」の動画を投稿。
こちらは7月17日(日)に行われる「Unity VR EXPO AKIBA」に応募しているとのことで、当選すれば展示されるそうです。
悪代官になって町娘の着物の帯をひっぱって高速回転させ、他の悪代官に回転させられた町娘とコマバトルをするゲーム「よいではないか VR」というヤバすぎる発想のゲームも開発されています。「よいではないか VR」作りました。悪代官となって着物の帯をひっぱって高速回転させ、他の悪代官に回転させられた町娘とコマバトルするゲームです。お辞儀するとお辞儀しかえしてくれます #VRボッチソン自宅会場 #JVRH2016 pic.twitter.com/KSkgUIJ8AG
— たつのる (@tatsunoru) 2016年6月18日
屋台のラーメン店主になれるゲームも制作中とのこと。ラーメンをテーマにしたゲーム作成してる。プレイ時間を延ばすために、放置系ラーメン屋台経営ゲーム要素を入れることにした。屋台部分はassetを購入したもの。人部分はFuse + Mixamo使用。エンジンはUnity使用。 pic.twitter.com/nxEAX06W5i
— たつのる (@tatsunoru) 2016年6月9日
いよいよ「Oculus Rift」も発売開始され、年内に「PlayStation VR」もリリースされる中、いずれもVRの特性を活かした、今後の展開が楽しみなゲームばかりです。
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