萩尾望都「SF原画展」で原稿やイラスト展示 ヤマザキマリとの対談も

萩尾望都「SF原画展」で原稿やイラスト展示 ヤマザキマリとの対談も
萩尾望都「SF原画展」で原稿やイラスト展示 ヤマザキマリとの対談も

『スター・レッド』(C)萩尾望都/小学館 ※画像はすべて「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」/武蔵野市立吉祥寺美術館Webサイトより 

少女漫画家の萩尾望都(はぎおもと)さんの展覧会「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」が、4月9日(土)から5月29日(日)まで、東京・武蔵野市立吉祥寺美術館にて開かれる。

同展では『スター・レッド』『11人いる!』『百億の昼と千億の夜』など、萩尾さんの代表漫画から200点以上のカラーイラストや生の原稿を展示。少女漫画史におけるSF作品の黎明期を担った漫画作品を一挙公開する。

入場料は100円(※小学生以下、65歳以上、障がい者は無料)となっている。

「花の24年組」少女漫画の黄金期を支えた萩尾望都

『11人いる』(C)萩尾望都/小学館

萩尾望都さんは、1969年、漫画『ルルとミミ』で漫画家デビュー。『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作漫画を生み、竹宮惠子さんや大島弓子さんなど、同時期に人気となった漫画家らとともに「花の24年組」と呼ばれ、70年代の少女漫画黄金期を築きあげた。

1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では類をみなかった本格的SF作品として当時の漫画界に衝撃を与え、以降、SF界でも、1980年に『スター・レッド』、1983年に『銀の三角』、1985年に『X+Y』と、星雲賞コミック部門を3度受賞している。

また、2006年には『バルバラ異界』で日本SF大賞を受賞。さらに、2012年に少女漫画家としては初めて紫綬褒章を受章し、現在は集英社の『月刊YOU』にて「王妃マルゴ」を連載中だ。

萩尾望都のカラーイラストや生原稿を展示

『百億の昼と千億の夜』 (C)萩尾望都/秋田書店

展覧会「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」では、そんな萩尾望都さんによるカラーイラスト、コミックの生原稿など、貴重な原画が集合。惑星に魅入られた漫画家が描きだした星々がきらきらめく展示空間が実現した。 また、開催時期に併せ、原画を収録したイラスト集『萩尾望都 SFアートワークス』が4月9日(土)に刊行。原画展の会場や全国の書店にて販売される。
 
さらに関連イベントとして、4月16日(土) の19時より、萩尾望都さんと、漫画『テルマエ・ロマエ』で知られるヤマザキマリさんの対談が武蔵野公会堂ホールにて開催。SFを中心にトークを展開する。

入場は無料、往復ハガキでの応募が必要で、応募は3月25日(金)必着、定員の350名を超えた場合は抽選となる。

(C) 萩尾望都
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イベント情報

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく

会場
武蔵野市立吉祥寺美術館
料金
100円 ※小学生以下、65歳以上、障がい者は無料
会期
2016年4月9日(土)~5月29日(日)
時間
10:00~19:30
休館日
4月27日(水)、5月25日(水)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
協力
河出書房新社

尾望都SF原画展関連イベント
対談 萩尾望都×ヤマザキマリ

日時: 4月16日(土) 午後7時~8時30分
出演: 萩尾望都(本展出品作家)、ヤマザキマリ(漫画家)
定員: 各350名(要申込)
会場: 武蔵野公会堂ホール
入場: 無料

申込方法:必ず往復ハガキに①お名前②電話番号③ご住所を明記のうえ、3月25日(必着)までに下記の宛先までお送りください。

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階 吉祥寺美術館 対談受付係

・定員超の場合抽選となります。
・往復はがき1通につき1名様のみの申込みとさせていただきます。
・重複申込みはご遠慮ください。2通目以降は無効となります。
・返信面に抽選結果を記載し返送します。当選者には当日のご案内と整理番号も合わせて記載します。
・4月6日までに返信がない場合はお電話にてお問い合わせください。

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