漫画家ドキュメント「浦沢直樹の漫勉」シーズン2に萩尾望都、花沢健吾ら

漫画家ドキュメント「浦沢直樹の漫勉」シーズン2に萩尾望都、花沢健吾ら
漫画家ドキュメント「浦沢直樹の漫勉」シーズン2に萩尾望都、花沢健吾ら

※画像はすべて浦沢直樹の漫勉 | NHKより

漫画家の浦沢直樹さんがプレゼンターをつとめ、日本のさまざまな漫画家の執筆現場に密着し、制作過程を追うドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉」のシーズン2の詳細が明らかになった。

3月3日(木)放送の萩尾望都さんを皮切りに、3月10日(木)には花沢健吾さん、3月17日(木)には五十嵐大介さん、3月24日(木)には古屋兎丸さんと、個性あふれる4人の人気漫画家を密着する。

日本の漫画家のペン先を、世界に届ける「浦沢直樹の漫勉」

浦沢直樹さんは、科学冒険漫画『20世紀少年』、本格ミステリー漫画『MONSTER』、手塚治虫さんの『鉄腕アトム』のエピソード「地上最大のロボット」を原作とした『PLUTO』などのヒット作品で知られる漫画家。

現在、初の大規模個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!」を、東京・世田谷文学館にて開催中。こちらの会期は、3月31日(木)までとなっている。

そんな浦沢さんが、漫画家の目の前で「漫画が生まれる瞬間」の感動を伝えたいと、ドキュメンタリー番組「漫勉」を構想。普段は立ち入れない漫画家の仕事場に密着した映像を見つつ、ゲスト漫画家と浦沢さんとの対談が行われる。

また、番組テーマソングや挿入曲も、音楽に造詣が深い浦沢さん本人によって制作されている。

2014年11月に放送されたパイロット版シーズン0では、かわぐちかいじさん、山下和美さん、そして2015年9月からのシーズン1では東村アキコさん、藤田和日郎さん、浅野いにおさん、さいとう・たかをさんといった人気漫画家を迎えた。

シーズン2も熱いラインナップ!

シーズン2では、『ポーの一族』『11人いる!』『残酷な神が支配する』などを手がけ、少女漫画界の神様とも言われる漫画家・萩尾望都さんによる『王妃マルゴ』の現場や、『ルサンチマン』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』などで若者から絶大な人気を誇っている花沢健吾さんが連載中の『アイアムアヒーロー』の現場に密着。 後半の放送では、『魔女』や『海獣の子供』などの代表作で高い画力と繊細な描写をみせる五十嵐大介さんが、半獣半人を描く新境地のSFアクション『ディザインズ』の現場、『Palepoli』『自殺サークル』『ライチ☆光クラブ』などを手がける鬼才漫画家・古屋兎丸さんが連載中の2作品『帝一の國』『女子高生に殺されたい』の現場に密着する。

生々しく鬼気迫る漫画の制作現場でそれぞれの漫画家が見せる哲学を垣間見ることができる番組となっている。
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番組情報

「浦沢直樹の漫勉」シーズン2

チャンネル
NHK Eテレ
2016年3月3日より毎週木曜日23時 (再放送は翌月曜日午前1時10分から)
3月3日
萩尾望都
3月10日
花沢健吾
3月17日
五十嵐大介
3月24日
古屋兎丸

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