動画アップロードサービス・ニコニコ動画、動画配信サービス・ニコニコ生放送で長くユーザーから愛されていたUI(ユーザーインターフェース)・「原宿バージョン」が12月3日(火)の13時に終了する。
これまではどのバージョンのUIを使用するかはユーザーが選ぶことができたが、今回の終了をもって、自動的に最新版のUI「GINZAバージョン」に切り替わることとなる。
その後、UIを一新したニコニコ動画:Zero、そして、ニコニコ動画:Qと新しくリリースが重ねられるが、使い慣れたUIと挙動の軽さなどから、「原宿バージョン」から変更しないユーザーが多く見られた。しかし、2013年10月8日から運用が開始されたニコニコ動画:GINZAの発表(2013年9月20日)の際、とうとう「原宿バージョン」の終了が告知された。
新しいUIが発表されても移行を行わないユーザーと、運営の意図する新しいニコニコ動画の形の溝は次第に表面化していき、ついには抗議や原宿バージョン廃止の反対デモという運動にまで繋がっている。
まだまだユーザーの不満の噴出はとどまるところを知らないが、Webサービスは常に進化していくものであり、そしてユーザーと運営側の友好な関係性によって成り立つ。
3年以上の歴史を持つ「原宿バージョン」の終了は非常に残念ではあるが、ニコニコ動画という国内でも最大規模の知名度と数々の良質なコンテンツを生み出してきたサービスが今後どうなっていくのか、注目していきたい。
これまではどのバージョンのUIを使用するかはユーザーが選ぶことができたが、今回の終了をもって、自動的に最新版のUI「GINZAバージョン」に切り替わることとなる。
愛されていたがゆえに……
ニコニコ動画の「原宿バージョン」は2010年10月29日にサービスインした。これはニコニコ動画を運営するドワンゴの本社が原宿に移転することで名付けられ、以後、ニコニコ動画(原宿)という名前でサービスは運用されていく。その後、UIを一新したニコニコ動画:Zero、そして、ニコニコ動画:Qと新しくリリースが重ねられるが、使い慣れたUIと挙動の軽さなどから、「原宿バージョン」から変更しないユーザーが多く見られた。しかし、2013年10月8日から運用が開始されたニコニコ動画:GINZAの発表(2013年9月20日)の際、とうとう「原宿バージョン」の終了が告知された。
ニコニコ動画:GINZA・ニコニコ生放送:GINZA
新しいUIが発表されても移行を行わないユーザーと、運営の意図する新しいニコニコ動画の形の溝は次第に表面化していき、ついには抗議や原宿バージョン廃止の反対デモという運動にまで繋がっている。
原宿バージョン廃止反対デモ行進開催!参加者募集中!
ユーザーの質問・疑問に対して、細かく回答
そんな中発表されたのが、「原宿バージョンのサービス終了について」(http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni042879.html)という運営からのお知らせエントリだ。「原宿バージョンを残すことはできないのか?」「GINZAバージョンは重い。」「(ニコニコ動画)視聴ページからのタグ検索が使いづらい。」といったユーザーの不満について、逐一細かく回答。不満の解決策として、現在は実装されていない機能やデザインについても記載を行なっている。まだまだユーザーの不満の噴出はとどまるところを知らないが、Webサービスは常に進化していくものであり、そしてユーザーと運営側の友好な関係性によって成り立つ。
3年以上の歴史を持つ「原宿バージョン」の終了は非常に残念ではあるが、ニコニコ動画という国内でも最大規模の知名度と数々の良質なコンテンツを生み出してきたサービスが今後どうなっていくのか、注目していきたい。
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