ヒップホップユニット・LAMP EYEの名曲「
証言」を、ボーカロイドの
初音ミクがリミックスした「
初音ミクの証言」がニコニコ動画に投稿され、話題になっている。
ボーカロイドと本格的なヒップホップを融合させ、サンプリングやブレイクビーツといった要素を取り入れた新たなジャンル「
ミックホップ」をテーマとした、総勢11人の参加者による大作だ。
7人の初音ミクがマイクリレー
当時のヒップホップシーンを7人のラッパーが過激なリリックで語った日本語ラップのクラシック「証言」のように、「初音ミクの証言」はミックホップをテーマに、7人の初音ミクがマイクリレーを行う。
個性的なボカロP陣によるリリックをもとに、韻の踏み方やフロウなど、それぞれに異なるスタイルでラップを披露。
映像もヴァース毎に用意されており、同じ初音ミクでもそれぞれまったくテイストの異なる必見のマイクリレーとなっている。
さらに数日後には
disソングまで登場。「元あるモノからの劣化コピー」「スタンスだけで意味欠くボキャ貧さにBig up」と痛烈に批判しており、こちらも注目を集めている。
ニコニコ動画を中心に拡大しつつあるミックホップだが、どちらもミックホップシーンに大きな爪痕を残したことは間違いないだろう。
1993年生まれ。2014年7月より、KAI-YOUにて編集/ライターとして記事執筆や取材をさせていただいています。
音楽は浅く広く、時々深く。主に都内でアニソン、J-POPを中心にDJ活動もしています。
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