乙一、桜井亜美、舞城王太郎が監督! 稀代の小説家3名による実写映画

乙一、桜井亜美、舞城王太郎が監督! 稀代の小説家3名による実写映画
乙一、桜井亜美、舞城王太郎が監督! 稀代の小説家3名による実写映画

『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』(c)2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT 

安達寛高(乙一)さん、桜井亜美さん、舞城王太郎さんの小説家3名が監督を務める「コーヒー」をモチーフにしたオムニバス映画『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』が、3月28日(土)より東京渋谷のミニシアター・ユーロスペースにて公開される。

稀代の小説家であり映像作家としても活躍している3名だが、舞城王太郎さんが実写映画を監督するのは初めてのこととなる。

“上手に何かをできない”ぼくたちの人生のある1ページを紡ぐ

小説『GOTH』、『ZOO』などで知られる乙一さんは、「安達寛高」名義で映像作品を発表しており、『立体東京』や『一周忌物語』などを制作。

小説『MADE IN HEAVEN』や『チェルシー』などを上梓してきた桜井亜美さんは、映画『虹の女神』の原案と岩井俊二さんとの共同脚本を担当するほか、『人魚姫と王子』、『PLANETARIUM』など自身の映像作品も積極的に監督してきた。

小説『煙か土か食い物』や『阿修羅ガール』などを刊行してきた舞城王太郎さんは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映された特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』でテキストを担当。また、短編アニメ配信プロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」において『龍の歯医者』で初めてアニメに関わるなど、映像制作にも意欲的に参加してきたが、実写映画を監督するのは今回が初となる。

それぞれ安達寛高さんが『Good Night Caffeine』、桜井亜美さんが『花火カフェ』、舞城王太郎さんが『BREAK』の監督を担当。日常生活の象徴としてある「コーヒー」を共通のアイコンとして、「上手に何かをできない僕たち」の人生のある1ページを紡ぐ内容となっている。


3月28日(土)から4月10日(金)の2週間限定でレイトショー上映され、舞台挨拶やゲストを招いてのトークショーなどのイベントも実施予定。来場特典として監督作家陣による書き下ろし冊子も準備中とのこと。

安達寛高監督『Good Night Caffeine』(c)2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT 

桜井亜美監督『花火カフェ』(c)2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT 

舞城王太郎監督『BREAK』(c)2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT 

※記事初出時、一部タイトルの表記に誤りがございました。読者の皆様および関係各位にお詫び申し上げると共に、慎んで訂正いたします
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