9月上旬より全国書店で開催中の、ハヤカワ文庫の人気キャンペーン「ハヤカワ文庫の100冊」フェア。2013年度は〝凛々しい物語〟をテーマに、魅力的なキャラクターが活躍する作品が選出された。
記事末尾のリンクから小冊子(PDF)がダウンロードできるので、イラストも合わせ、お気に入りの一冊を探してみてほしい。
『カメレオンのための音楽』トルーマン・カポーティ
『時の娘』ジョセフィン・テイ
『解錠師』スティーヴ・ハミルトン
『犬は勘定に入れません(上・下)』コニー・ウィリス
『サトリ(上・下)』ドン・ウィンズロウ
『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン
『バルザックと小さな中国のお針子』ダイ・シージエ
『死の蔵書』ジョン・ダニング
『黒いカーニバル[新装版]』レイ・ブラッドベリ
『しあわせの理由』グレッグ・イーガン
『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
『ホーキング、宇宙を語る』スティーヴン・W・ホーキング
『Self-Reference ENGINE』円城塔
『この空のまもり』芝村裕吏
『希望』瀬名秀明
『シャドー81』ルシアン・ネイハム
『Gene Mapper-full build-』藤井太洋
『ソロモンの指環』コンラート・ローレンツ
『母なる夜』カート・ヴォネガット・ジュニア
『一九八四年[新訳版]』ジョージ・オーウェル
『料理人』ハリー・クレッシング
『ロミオとロミオは永遠に(上・下)』恩田 陸
『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』ジャック・キャンベル
『火星の人類学者』オリヴァー・サックス
『凹村戦争』西島大介
『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン
『鷹は舞い降りた[完全版]』ジャック・ビギンズ
『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス
『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』ゲイル・キャリガー
『百億の昼と千億の夜』光瀬 龍
『ワンダフル・ライフ』スティーヴン・ジェイ・グールド
『フランケンシュタイン 野望』ディーン・クーンツ
『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
『あなたのための物語』長谷敏司
『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム
『探偵は吹雪の果てに』東 直己
『トッカン 特別国税徴収官』高殿 円
『死の接吻』アイラ・レヴィン
『見晴らしのいい密室』小林泰三
『夢幻紳士 怪奇篇』高橋葉介
『バレエ・メカニック』津原泰水
『時計じかけのオレンジ[完全版]』アントニイ・バージェス
『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン
『マルタの鷹[改訳決定版]』ダシール・ハメット
『完璧な涙』神林長平
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
『僕は長い昼と長い夜を過ごす』小路幸也
『幻の女』ウィリアム・アイリッシュ
『ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会』青柳碧人
『灯籠』うえむらちか
『永遠の森 博物館惑星』管 浩江
『くらやみの速さはどれくらい』エリザベス・ムーン
『MORSE モールス(上・下)』ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
『尋問請負人』マーク・アレン・スミス
『機龍警察』月村了衛
『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
『パーフェクト・ハンター(上・下)』トム・ウッド
『時砂の王』小川一水
『約束の地』ロバート・B・パーカー
『高い砦』デズモンド・バグリイ
『興奮』ディック・フランシス
『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
『日の名残り』カズオ・イシグロ
『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル
『そして夜は甦る』原 尞
『ダック・コール』稲見一良
『Kitano par Kitano』北野武&ミシェル・テマン
『恥辱』J・M・クッツェー
『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー
『老人と宇宙』ジョン・スコルジー
『黄昏に眠る秋』ヨハン・テオリン
『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ
『華竜の宮(上・下)』上田早夕里
『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー
『女王陛下の魔術師』ベン・アーロノヴィッチ
『UN-GO 因果論』會川昇/原案・坂口安吾
『特捜部Q 檻の中の女』ユッシ・エーズラ・オールスン
『悪童日記』アゴタ・クリストフ
『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ
『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン
『女には向かない職業』P・D・ジェイムズ
『たったひとつの冴えたやりかた』ジェイムズ・ティブトリー・ジュニア
『スワロウテイル人工少女販売処』籘真千歳
『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド
『ふわふわの泉』野尻抱介
『からくりアンモラル』森奈津子
『あなたへの想い』矢口敦子
『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』ジェフリー・ユージェニデス
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下)』スティーグ・ラーソン
特に、早川書房の「SFマガジン」とのコラボ企画や、TV新シリーズと劇場版の制作が発表されている『PSYCHO-PASS』からは、「PSYCHO-PASS系男子」として4人のキャラクターと作品を結びつけて紹介。第1期TVシリーズでキャラクターが読んでいたり、言及した4冊を、『PSYCHO-PASS』ファンの女性社員や編集者で検討されたとのこと。
・槙島聖護(理系男子係数over300):『ニューロマンサー』
・宜野座伸元(制服男子係数over300):『一九八四年[新訳版]』
・縢秀星(人外系男子係数over300):『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
文:たかはしさとみ
10の属性から選ぶ〝〇〇系〟男子/女子
2013年度の100冊は、ハヤカワ文庫の作品に登場する様々なキャラクターに焦点を当て、属性別に10のカテゴリーを設けた。さらに、佳嶋さん、シライシユウコさん、スカイエマさん、竹中さん、丹地陽子さん、toi8さん、マツオヒロミさん、ミキワカコさんら人気イラストレーターによる各属性のイメージイラストもあり、斬新な切り口から作品と出会うことができるようになっている。記事末尾のリンクから小冊子(PDF)がダウンロードできるので、イラストも合わせ、お気に入りの一冊を探してみてほしい。
文系男子
『黒猫の遊歩あるいは美学講義』森晶麿『カメレオンのための音楽』トルーマン・カポーティ
『時の娘』ジョセフィン・テイ
『解錠師』スティーヴ・ハミルトン
『犬は勘定に入れません(上・下)』コニー・ウィリス
『サトリ(上・下)』ドン・ウィンズロウ
『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン
『バルザックと小さな中国のお針子』ダイ・シージエ
『死の蔵書』ジョン・ダニング
『黒いカーニバル[新装版]』レイ・ブラッドベリ
理系男子
『川の名前』川端裕人『しあわせの理由』グレッグ・イーガン
『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
『ホーキング、宇宙を語る』スティーヴン・W・ホーキング
『Self-Reference ENGINE』円城塔
『この空のまもり』芝村裕吏
『希望』瀬名秀明
『シャドー81』ルシアン・ネイハム
『Gene Mapper-full build-』藤井太洋
『ソロモンの指環』コンラート・ローレンツ
制服男子
『宇宙軍士官学校―前哨―1』鷹見一幸『母なる夜』カート・ヴォネガット・ジュニア
『一九八四年[新訳版]』ジョージ・オーウェル
『料理人』ハリー・クレッシング
『ロミオとロミオは永遠に(上・下)』恩田 陸
『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』ジャック・キャンベル
『火星の人類学者』オリヴァー・サックス
『凹村戦争』西島大介
『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン
『鷹は舞い降りた[完全版]』ジャック・ビギンズ
人外系
『マルドゥック・スクランブル[完全版](全3巻)』冲方丁『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス
『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』ゲイル・キャリガー
『百億の昼と千億の夜』光瀬 龍
『ワンダフル・ライフ』スティーヴン・ジェイ・グールド
『フランケンシュタイン 野望』ディーン・クーンツ
『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
『あなたのための物語』長谷敏司
『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム
肉食男子
『聞かせていただき光栄です -DILATED TO MEET YOU-』皆川博子『探偵は吹雪の果てに』東 直己
『トッカン 特別国税徴収官』高殿 円
『死の接吻』アイラ・レヴィン
『見晴らしのいい密室』小林泰三
『夢幻紳士 怪奇篇』高橋葉介
『バレエ・メカニック』津原泰水
『時計じかけのオレンジ[完全版]』アントニイ・バージェス
『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン
『マルタの鷹[改訳決定版]』ダシール・ハメット
草食男子
『ジョナサンと宇宙クジラ』ロバート・F・ヤング『完璧な涙』神林長平
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
『僕は長い昼と長い夜を過ごす』小路幸也
『幻の女』ウィリアム・アイリッシュ
『ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会』青柳碧人
『灯籠』うえむらちか
『永遠の森 博物館惑星』管 浩江
『くらやみの速さはどれくらい』エリザベス・ムーン
『MORSE モールス(上・下)』ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
武闘派男子
『深夜プラス1』ギャビン・ライアル『尋問請負人』マーク・アレン・スミス
『機龍警察』月村了衛
『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
『パーフェクト・ハンター(上・下)』トム・ウッド
『時砂の王』小川一水
『約束の地』ロバート・B・パーカー
『高い砦』デズモンド・バグリイ
『興奮』ディック・フランシス
『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
おじさま男子
『寒い国から帰ってきたスパイ』ジョン・ル・カレ『日の名残り』カズオ・イシグロ
『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル
『そして夜は甦る』原 尞
『ダック・コール』稲見一良
『Kitano par Kitano』北野武&ミシェル・テマン
『恥辱』J・M・クッツェー
『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー
『老人と宇宙』ジョン・スコルジー
『黄昏に眠る秋』ヨハン・テオリン
バディ
『シャーロックホームズの冒険』アーサー・コナン・ドイル『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ
『華竜の宮(上・下)』上田早夕里
『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー
『女王陛下の魔術師』ベン・アーロノヴィッチ
『UN-GO 因果論』會川昇/原案・坂口安吾
『特捜部Q 檻の中の女』ユッシ・エーズラ・オールスン
『悪童日記』アゴタ・クリストフ
『卵をめぐる祖父の戦争』デイヴィッド・ベニオフ
『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン
ハヤカワ文庫系女子
『ハーモニー』伊藤計劃『女には向かない職業』P・D・ジェイムズ
『たったひとつの冴えたやりかた』ジェイムズ・ティブトリー・ジュニア
『スワロウテイル人工少女販売処』籘真千歳
『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド
『ふわふわの泉』野尻抱介
『からくりアンモラル』森奈津子
『あなたへの想い』矢口敦子
『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』ジェフリー・ユージェニデス
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下)』スティーグ・ラーソン
コラボ企画や読者プレゼントも
さらに、アニメ『マルドゥック・スクランブル 圧縮』や『PSYCHO-PASS サイコパス』、海外TVドラマ『SHERLOCK シャーロック』とコラボレーションした読者プレゼント企画も実施。特に、早川書房の「SFマガジン」とのコラボ企画や、TV新シリーズと劇場版の制作が発表されている『PSYCHO-PASS』からは、「PSYCHO-PASS系男子」として4人のキャラクターと作品を結びつけて紹介。第1期TVシリーズでキャラクターが読んでいたり、言及した4冊を、『PSYCHO-PASS』ファンの女性社員や編集者で検討されたとのこと。
PSYCHO-PASS系男子
・狡噛慎也(武闘派男子係数over300):『深夜プラス1』・槙島聖護(理系男子係数over300):『ニューロマンサー』
・宜野座伸元(制服男子係数over300):『一九八四年[新訳版]』
・縢秀星(人外系男子係数over300):『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
文:たかはしさとみ
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