ホロライブ所属のVTuber・シオリ・ノヴェラ(Shiori Novella)さんが、英語の発言をリアルタイムで文字起こしし、日本語に翻訳した字幕を表示するライブ配信を実施した。
9月22日に行った雑談配信「TYPHOON TIME So I Should Work Since I'm Behind」では、配信画面上に英語字幕と日本語訳を表示。
シオリ・ノヴェラさん自身が字幕の設定を操作しながら、文字の長さや表示方法を視聴者と確認する場面もあった。
シオリ・ノヴェラ「英語字幕は必要?」視聴者とのやり取りで設定を調整
9月22日の配信では、シオリ・ノヴェラさんが作業をしながら雑談。その冒頭でリアルタイム字幕の設定を調整した。
配信では音声認識や翻訳がうまくいかない場面もあり、その結果にシオリ・ノヴェラさん自身が反応することも。
字幕が長くなった際には「Wow, that is a long subtitle(すごく長い字幕だね)」と反応。表示を調整しながら、英語の原文を非表示にするかなど、複数の設定を試している。
一方、英語の原文を隠した場合、音声認識が間違っていたときに確認しづらくなることを懸念。その後、視聴者に「英語字幕って必要? 英語字幕は役に立つ?」と問いかけ、反応を確認していた。
なお、今回使用している字幕/翻訳ツールの名称は、配信内では明言されていない。
8月から配信でテストを重ねてきた日本語字幕機能
シオリ・ノヴェラさんによるリアルタイム翻訳字幕は、8月22日のベスティア・ゼータさんとのゲーム『Meowgic(ねこねこマジック)』配信でも確認できる。
同配信では途中から、シオリ・ノヴェラさんの発言を認識した英語字幕と、その日本語訳が画面上に表示された。
8月28日に行った自身も所属するホロライブグループ「Advent」のメンバーとの『Waterpark Simulator』配信でも、途中から同様の字幕を表示。今回の雑談配信まで、複数回にわたって試験的な運用が続けられてきた。
Vlogなどの制作も自ら手がける“収集家”シオリ・ノヴェラ
シオリ・ノヴェラさんは、2023年7月にデビューしたVTuber。チャンネル登録者数は74.1万人。
公式プロフィールでは、知識欲に突き動かされ、気に入った物語や大切な思い出を栞にして保存する「収集家(The Archiver)」と紹介されている。

Shiori Novellaさん/画像は公式サイトより
ゲーム実況や雑談に加え、Vlogや教育的な企画、自身が企画/脚本に参加したビジュアルノベルゲーム『Snowed In』の制作、インディーゲームを紹介する企画なども展開。自ら映像の撮影や編集、脚本などを手がけることも多い。
今回の9月22日の配信も、本人が日本滞在中に撮影した映像を使った会員向け動画の構成や脚本を制作する「作業配信」として行われていた。
VTuberのライブ配信で広がるリアルタイム翻訳
ライブ配信へのリアルタイム字幕導入は、ホロライブ内でも以前から行われている。
大空スバルさんは雑談配信「おはすば」でツール「音声認識字幕ちゃん」を使用。同ツールは音声をリアルタイムで文字起こしし、翻訳字幕も同時に表示できるもので、猫又おかゆさんらの配信でも使用されてきた。
この他、2026年8月にはNIJISANJI EN所属のVox Akuma(ヴォックス・アクマ)さんが、日本語や中国語へのリアルタイム翻訳を配信上でテスト運用。
Vox Akumaさんも配信中、翻訳の精度や表示速度を視聴者と確認。自動翻訳が完全には正確でないことを前提としながら、今後もソロ配信などで利用したい意向を語っていた。
英語圏のライブ配信を日本語話者が気軽に楽しめる環境が広まりつつある。
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