『チ。』魚豊、初の作家展「UO10.」開催 会場に仕事場が出現、本人がそこで新連載を制作

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米村 智水
『チ。』魚豊、初の作家展「UO10.」開催 会場に仕事場が出現、本人がそこで新連載を制作
『チ。』魚豊、初の作家展「UO10.」開催 会場に仕事場が出現、本人がそこで新連載を制作

キービジュアル「魚豊十周年展-UO10」©魚豊/小学館 ©魚豊/講談社

『チ。 ―地球の運動について―』『ひゃくえむ。』などで知られる漫画家・魚豊さん初の作家展「魚豊十周年展 UO10.」が、東京・有楽町のYURAKUCHO MUSEUMで開催される。

会期は2026年12月19日(土)から2027年2月23日(火・祝)まで。

魚豊さんの漫画家デビュー10周年を記念した展覧会で、本人も主催として企画に参加。『ひゃくえむ。』『チ。 ―地球の運動について―』『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』の3作品を中心に、原画やネームなどを展示する。

さらに会場には、魚豊さんの仕事場も出現。本人が会場で新連載を制作することもあるという。そこで生まれた作品は会期中、順次展示される予定だ。

会場で漫画を描き、その原稿が展覧会に加わっていく

「魚豊十周年展 UO10.」では、完成した漫画の原画やネームだけでなく、作品が生まれるまでの過程にも焦点を当てる。

展示では3作品を中心に、構想の起点から原画、ネーム、作品を形づくる思考、独自の世界観や演出まで、魚豊さんの創作の軌跡を紹介する。

なかでも特徴的なのが、会場内につくられる魚豊さん本人の仕事場だ。

会場内で魚豊さんが実際に新連載を制作することもあり、そこで描かれた作品は順次展示へ追加。漫画が完成した後に原画を見るだけではなく、思考が線となり、物語へ変わっていく途中の時間も展覧会の一部となる。

魚豊さんは今回の展覧会について、「10年なんて業界では若輩者で、日々分からないことばかりですが、1つだけ、漫画を描くのは楽しいという確信はあります」とコメント。

作品だけでなく、漫画を描くという行為や、その周囲に存在する人や仕組みにも目を向ける展覧会を目指しているという。

『ひゃくえむ。』『チ。』『ようこそ!FACT』──魚豊の10年を辿る

魚豊さんは1997年生まれ、東京都出身の漫画家。13歳から漫画の投稿を始め、2017年に19歳で商業誌デビュー。2018年11月には、100m走に人生を懸ける人々を描いた『ひゃくえむ。』で連載デビューした。

2020年9月からは、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で『チ。 ―地球の運動について―』を連載。

15世紀のヨーロッパを舞台に、地動説を巡る人々の信念や生き方を描いた同作は、第26回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。シリーズ累計発行部数は570万部を突破。

2024年10月から2025年3月にはNHK総合でTVアニメが放送。『ひゃくえむ。』も2025年に劇場アニメーション化された。そのほか、陰謀論に傾倒していく青年を描いた『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』を2024年まで連載している。

今回の「魚豊十周年展 UO10.」では、これら3作品を軸に魚豊さんの10年間を辿る。なお、展覧会のタイトル「UO10.」は「うおとてん」と読む。

チケットやオリジナルグッズなど、展覧会の詳細は10月に発表される予定だ。


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イベント情報

魚豊十周年展 UO10.

展覧会名
魚豊十周年展 UO10.
主催
魚豊、魚豊展製作委員会
会期
2026年12月19日(土)~2027年2月23日(火・祝)※2027年1月1日(金)は休館予定
会場
YURAKUCHO MUSEUM
住所
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム地下1階
営業時間
10時~20時 ※金・土・日・祝は21時まで

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