■茨木政彦さん(ファムエンタテイメント代表取締役社長)コメント
ファムエンタテイメントは週刊少年ジャンプの元編集長と月刊IKKIの元編集長が在籍する会社です。そんな会社が作る【MANGABU!】はどんな漫画雑誌なんだろうと思われるかもしれません。一言で言ってしまえば「面白い!」を追求する漫画誌です。
以前から漫画を読み終えたあとの感想は「面白い」か「つまらない」のどちらかの言葉しか当てはまらないと考えてきました。「ちょっとだけ面白い」とか「まあまあ面白い」とか言われたら、その作品はヒットするのが難しいのではないかと思います。
新しく立ち上げた【MANGABU!】では「面白い!」に徹底的にこだわっていきます。もちろん何を面白いと感じるのかは人それぞれで、万人が「面白い」と思う作品を作ることはなかなか難しいことです。例えば少年誌と青年誌の漫画では受け取る面白さが違ってくる、それは当然です。しかし【MANGABU!】には多種多様なジャンルで経験を積んだ個性あふれるスタッフが揃っています。作家さんと編集者各々が感じる、色々な形の「面白い!」を読者のみなさんに届けることで、より多くの人に楽しんでもらえるのではないかと考えています。
経験だけでは勝ち抜けない厳しい世界ですが、我々が新しくチャレンジする「面白い!」に期待してください。
■江上英樹さん(「MANGABU!」統括編集長)コメント
昔、よく旅館で見かけた、四角いプラスチックケース入りのパズル。ケースから取り出したテトリスのピースのような数枚を再び組み合わせて、四角いケースに収めるのだが、これが全然うまくいかない。結局、ケースの裏に印刷してある模範解答通りに収めて、ようやく終了となるのだが、そのケースに書いてある煽り文句を見て仰天する。「最新コンピュータの計算によるとピースの組み合わせは(確か?)1億通り」とあるのだ。えっ、僕が諦めてから、まだ答えは1億通りも!?
マンガの歴史は手塚先生の『新宝島』からでも80年近くが経つ。その中で、幾多の叡智が全てのジャンルも手法もやり尽くしたようにすら見える。もうやれることはない、諦めよう。そう思うとき、僕は例のパズルのことを思い出すのだ。諦めた瞬間、まだ1億通りの答えが残っている。マンガもきっとそうなのだ。
――まだ見たことのない(マスター)ピースたちを、心からお待ちしております。





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