白泉社の漫画誌『楽園 Le Paradis』で執筆していた作家と連載作品を引き継いだ新たな漫画誌『蒼天 Le Ciel Azur』がリイド社から刊行される。
『蒼天』は『楽園』と同じく2月、6月、10月末の年3回刊行。合間には、番外編や新作読切を掲載するWeb増刊も年3回展開される。
第1号は10月29日(木)発売予定。価格は1650円(税込)。
執筆陣には、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案や漫画『ひだまりスケッチ』の作者として知られる蒼樹うめさん、漫画『げんしけん』で知られる木尾士目さんらが名を連ねている。
16年続いた『楽園』、刊行停止から半年で作品が再始動
『楽園 Le Paradis』は、「恋愛系コミック最先端」を掲げて2009年に創刊された漫画雑誌。
中村明日美子さん、蒼樹うめさん、panpanyaさん、横槍メンゴさんらが作品を発表。関連コミックスは250冊を超える。
16年間にわたり年3回の刊行を続けたのち、2026年2月27日に発売された第50号をもって、白泉社からの刊行を停止。3月下旬に配信された「春のWeb増刊」でWeb増刊も終了した。
一方、連載作品はいずれも完結を迎えておらず、編集部も当時「白泉社における企画としての『楽園』は終着しますが作家、作品の旅は続きます」と告知していた。
『楽園』から「遥か上」を目指し命名された『蒼天』
『蒼天』の編集長をつとめるのは、『楽園』を手がけてきた飯田孝さん。
飯田孝さんは刊行開始に寄せた挨拶で、『楽園』が刊行停止してからの半年を振り返り、書店や読者、執筆作家らの支援によって「その全てを継続する場」を設けることができたと説明している。
新誌の名前については、『楽園』の「遥か上」を目指し、「鮮やかな輝きのある、宇宙へと続く青」を掲げて『蒼天』と名付けたという。
また新刊だけではなく、既刊コミックスの再刊行やこれまで以上の海外展開も予定。『楽園』で蓄積されてきた作品群を、新たな出版社のもとで展開していく方針を明らかにした。
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