トレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ(略称・デュエマ)』が、禁止/制限フォーマット「殿堂レギュレーション」の改訂を発表した。
今回の改訂により、新たに殿堂入り(1枚制限)、プレミアム殿堂入り(禁止)あるいは殿堂解除となるカードは以下の19枚。
施行は8月10日(月)からとなる(外部リンク)。
【画像】新たに殿堂レギュレーションに追加されたカード【殿堂入り(7枚)】
《お目覚めメイ様》
《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》
《レヴィヤの地版》
《俳句爵 Drache der’Bande》
《ゾンビポンの助》
《ミラクル1 ドレミ24》
《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》
【プレミアム殿堂(3枚)】
《目的不明の作戦》
《蝕王の晩餐》
《フェアリー・ギフト》
【殿堂解除(8枚)】※今後は4枚使用可能
《無双恐皇ガラムタ》
《邪神M・ロマノフ》
《大勇者「鎖風車」》
《アラゴト・ムスビ》
《インフェルノ・サイン》
《クローン・バイス》
《禁断機関 VV-8》
《”龍装”チュリス》
【プレミアム殿堂→殿堂(1枚)】※今後は1枚使用可能
《奇跡の精霊ミルザム》
“置換効果は連鎖しない”で挙動がバグった《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》
今回の「殿堂レギュレーション」改訂により、『デュエマ』の禁止/制限カード指定の最短記録(※)が更新。
これまでの最短記録だった、同名カード2枚による最速3ターンのループコンボで悪名高い《絶望神サガ》の174日という記録を、《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》が121日で更新した。
※《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断 ドキンダムX》など、発売前〜発売当日に禁止/制限カード指定されたもの(≒禁止/制限カード指定を前提にしたカード)は除く。
《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》/画像は『デュエル・マスターズ』公式サイト
《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》は、4月11日発売の拡張パック「逆札篇 第1弾『逆転神VS切札竜(ガルド・オブ・ボルメテウス)』に収録されたコモン(=最低レアリティ)のカード。
我竜塔第一層 セイント・キャッスル C 光文明 (1)
G城
①(G城は実行したら、表向きでシールド化される。このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く)
②相手のクリーチャーがシールドを1つ以上ブレイクする時、かわりにこのシールドをブレイクさせてもよい。
※便宜的に各能力に①、②と数字を付けている
能力だけを見ると、相手のクリーチャーによるシールドブレイクから一度だけ身代わりになってくれる──W・ブレイカー(=シールドを2枚ブレイクできる能力)など、一度の攻撃で複数のシールドをブレイクできる相手のクリーチャーを抑制する──と、そこまで凶悪なカードには見えないかもしれない。
しかし、『デュエマ』のルールには「置き換え効果(例:〇〇するかわりに△△する)は連鎖しない」という大原則が存在している。
それにより、《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》が相手のクリーチャーによってブレイクされても、②の置き換え効果を適用することで①の置き換え効果が発動せず、手札に帰ってしまう。
つまり、カードデザイン上不自然ではあるものの、「このカードが表向きで自分のシールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く」というG城のデメリットを無視して、シールドブレイクの身代わり能力を使い回すことできてしまうのだ。
その結果、このカードと極めて相性がいい《ウィリデ・ゴル・ゲルス》や《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》と組み合わせた「光水ウィリデ」「光自然ウィリデ」などのデッキタイプが台頭。
2026年上半期の競技シーンのトップメタ(=環境最強デッキ)のひとつとして君臨していた。
《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》含む19枚と、かなり大幅な“テコ入れ”が加えられた今回の「殿堂レギュレーション」改訂。少なくとも、競技シーンに大きな変化が起こることは間違いない。



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