「劇場版モノノ怪』 を応援していただいている皆様へ
※この文書には『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』 のネタバレを含みますので未鑑賞の方はご注意ください※
いつも『劇場版モノノ怪』 を応援いただき、誠にありがとうございます。
5月29日(金)より劇場公開しております 『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』を多くの皆様にご鑑賞いただき、本当にありがとうございます。 お客様からの感謝のお言葉も頂戴しており、 全スタッフを代表して心より感謝をお伝え申し上げます。
現在、声優の降板と再起用とその情報の出し方について、 たくさんのご意見を頂戴しております。製作を統括する立場より、 経緯のご説明とお詫びを申し上げます。 お詫びする立場でありながらのお願いとなり誠に恐縮ですが、 個人攻撃や誹謗中傷、お客様同士の論争のようなことが起きないことを願っております。 総監督はじめスタッフ一同、お客様に楽しんでもらいたいという一心で作品制作に励んで参りました。 ご理解とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
降板について
降板の原因となる一連の騒動によって、 スタッフ内からもこのまま作り続けることが難しいのではないかという声が上がり、このままでは作品制作が継続できないと感じていました。それとともに、 お客様に作品を楽しんでいただく環境が崩れてしまったのではないかというのが降板を決めた理由です。
再起用について
監督のインタビュー等にもありますが、 蛇神の後に登場する百目とどう決着をつけるかが懸案となっており、 もう一人の薬売りを召喚するというアイデアが出されました。 もちろん、そこで離以外の薬売りを登場させる選択肢や、離の薬売りを映像だけで登場させる選択肢もありました。 しかし、どこかで離の薬売りを求めるお客さんの声に応えたいと考えていたこともあり、 離の薬売りを良い形で登場させ、お客様に喜んでもらえることができれば、最終章の節目にふさわしいものができると再起用を決断しました。大好きだったキャラクターが存在しなかったかのようになってしまったと悲しんでいらっしゃる方々に、離の薬売りとの再会を喜んでもらいたいと考えました。
離の薬売りの登場の仕方について
劇場版の主人公はあくまで坤の薬売りであり、離の薬売りは坤の薬売りの応援要請に応えて登場する存在として描くこととしました。 大奥に生きる女性たちの苦しみから生まれた唐傘、火鼠、 蛇神は坤の薬売りが斬り祓い、 離の薬売りは、すべての人の情念から生まれた百目を斬るための手助けをする、 という描き分けの線を引くこととしました。
情報の出し方について
一番の問題はその決断に伴い必要な配慮が欠けていたことだと考えております。 前項の描き分けができていれば、 離の薬売りの登場は喜んでいただけるはずだと考えておりました。離の薬売りとの再会を事前情報なく体験してもらいたいと考え、事前の情報出しを行わず、3日間ネタバレをしない期間を設ける施策を行いました。 結果的にこの施策が、離の薬売りの登場を望まない方々に対して、 鑑賞するか、 鑑賞をしないかを選択する機会を損ねる結果となりました。 想定の甘さを痛感し、大変申し訳なく思っております。事前に出演者情報をお伝えしなかったことで不快な思いをされた方がいらっしゃることについて、配慮が不足しておりましたことを心よりお詫び申し上げます。
一部訂正
離の薬売りの登場について、 神谷様に判断を委ねたように伝わっている部分を訂正させていただきます。 降板についても、再起用についても、製作を統括する自分が判断したことであり、神谷様にはこちらの意思について承認を得た形となります。 製作者の思いを汲んでいただき、ご理解いただきましたこと、 何よりも劇場版三部作の坤の薬売りを一緒に作り上げていただきました神谷様に心より御礼とお詫びを申し上げます。さらに、悩まれながらも製作者の思いを汲み、 今回の出演をお引き受けいただきました櫻井様にも御礼とお詫びを申し上げます。 なお、神谷樣所属事務所と櫻井様には、この説明文書について、事前にご確認いただいております。
最後に
『劇場版モノノ怪』スタッフ一同、お客様に楽しんでいただきたいという思いで作品制作に励んで参りました。 中村総監督はじめスタッフの皆様に最大限の賛辞を贈りたいと思っております。 それにも関わらず作品を手放しで楽しんでいただける環境が作れていない実情に、自分自身の責任を痛感しているところです。 この度は誠に申し訳ございませんでした。この先もファンの皆様には変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ツインエンジン 山本幸治
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント