Spotify、カバー曲やリミックスを生成できるAI機能を導入する意向を示す

  • 0
KAI-YOU編集部_音楽・映像部門
Spotify、カバー曲やリミックスを生成できるAI機能を導入する意向を示す
Spotify、カバー曲やリミックスを生成できるAI機能を導入する意向を示す

UnsplashSumeet Bが撮影した写真のSumeet Bが撮影した素材

音楽ストリーミング大手・Spotifyユニバーサル ミュージック グループ(UMG)が、録音音楽および出版権に関するライセンス契約の締結を発表した。

これにより、Spotifyは将来的に生成AIを活用した新たな音楽ツールをリリースすることが可能になった。

Spotifyの発表によれば、UMGと契約する参加アーティストやソングライターの楽曲を元に、AIを使ってカバー曲やリミックスを作成できるようになるという。

アーティストの新たな収入源にもなる新音楽ツール

この生成AIツールは、現地時間5月21日に米・ニューヨーク開催された投資家向けイベント「Investor Day」のプレゼンテーション内で明かされたもの。

Spotify Premiumユーザー向けの有料アドオン(拡張プログラム)として提供される予定だという。

最大の特徴は、ツール内に「同意、クレジット、報酬」の仕組みが最初から組み込まれている点。

Spotifyは「アーティストやソングライターにとって、Spotifyでの既存の収益に加え、さらなる収入源となる」と紹介している。

「権利システムが整備されていないと、アーティストは作品の権利を失う」

Spotifyの上級副社長(音楽部門グローバル責任者)であるチャーリー・ヘルマンさんは、現在の音楽シーンについて、「新しいオリジナル作品に加え、既存の楽曲をベースにしたカバーやリミックス、再解釈作品が急増している」と言及。

チャーリー・ヘルマンさん/画像はSpotify公式サイトから

そして、「権利システムが整備されていないと、アーティストは作品の権利を失う。そして、制作者に還元されないまま価値が生み出される可能性がある。Spotifyはまさに、このような問題を解決するために設立されたのだ」と、今回のライセンス締結の意図についてコメントしている。

なお、今回ライセンス契約を結んだUMGは、テイラー・スウィフトさんやビリー・アイリッシュさんなど世界的なトップアーティストを多数抱える大手レーベルとして知られている。

この記事どう思う?

この記事どう思う?

AIを用いたエンタメの新しい形

月間リスナー8万人のメタルバンドがAIであると発覚→人間のメンバーを集めてコンペを勝ち抜く

月間リスナー8万人のメタルバンドがAIであると発覚→人間のメンバーを集めてコンペを勝ち抜く

AIによってつくられた架空のバンドが、本物のバンドへと変貌を遂げてステージに降り立つ──そんな物語を展開するメタルバンドが音楽シーンで話題となっている。メタルとアイドル文化を融合させたサブジャンル「KAWAII METAL」の急先鋒として一部のメタルファンから支持を...

kai-you.net
「文化になるか、一発芸で終わるのか」AI×YouTuberの火付け役 Tokyo Ninjaが語る、覚悟と“笑い”の美学 Premium

「文化になるか、一発芸で終わるのか」AI×YouTuberの火付け役 Tokyo Ninjaが語る、覚悟と“笑い”の美学

ChatGPTやGemini等の生成AIが社会に広く浸透しはじめてから約2年。「業務効率化」や「生産性向上」といった目的での利用が急速に普及する一方で、“物語”や“お笑い”などのクリエイティブ/エンターテインメント領域での活用はまだはじまったばかりだといえる。そんな黎...

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。