東映アニメーションが、ベトナムでの新スタジオ設立とアラブ首長国連邦・ドバイでの拠点設立をそれぞれ進めていることがわかった。
5月13日(水)に発表された「2026年3月期 決算補足資料」の中で明らかになった(外部リンク)。
これらは、同社が2025年10月に発表した中期経営計画「VISION2030」における戦略投資の一環として行われるという。
東映アニメの中期経営計画、2035年度に売上高5000億円規模へ
「VISION2030」は、2030年度までの5ヶ年計画として策定された中期経営計画(外部リンク)。その中で東映アニメーションは、2035年度の売上高5000億円規模を見据えている。
この計画では、成長戦略の柱として「スタジオの進化」「IPの強化」「地域展開の強化」「顧客接点の拡大」の4つが掲げられている。
2027年3月期業績予想/画像は東映アニメーション株式会社の2026年3月期 通気決算決算補足資料より
今回明らかとなったベトナムにおける新規スタジオ設立準備は「スタジオの進化」、ドバイでの拠点設立は「地域展開の強化」にそれぞれ位置付けられている。
東映アニメ、2027年度は戦略投資に約150億円を投じる
「スタジオの進化」について、東映アニメーションは東京・大泉スタジオを中心に、世界トップクラスのグローバル製作体制を構築すると説明。
数百名規模の人員増強に加え、国内外にスタジオを新設することで、現状の製作能力から大幅な拡充を図るという。
また「地域展開の強化」については、既存地域での基盤を強化するとともに、新たに6地域へ進出。
ドバイへの拠点設立やアジアのパートナーシップ拡大などを進め、将来的には海外売上比率70%超を目指すとしている。
中長期戦略の全体像/画像は東映アニメーション株式会社の2026年3月期 通気決算決算補足資料より
東映アニメーションは、ベトナムでの新規スタジオ設立やドバイでの拠点設立、アジアのパートナーシップ拡大のほか、「IPの強化」「顧客接点の拡大」に関する施策も含めて、2027年度は戦略投資に約150億円を投じると発表している(外部リンク)。
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