ロールプレイした配信者たちが練り歩く 前代未聞のイベント「ストグラフェス」
――「ストグラフェス」を開催する経緯について教えてください。
しょぼすけ 僕は「ストグラの世界に入ってみたい」って常日頃からみんなに言っていて。多分ストグラを見てる人ほど、そう思うんじゃないかなって。例えば、ドラマのセットを見学したいとか。USJで『ハリー・ポッター』のお城を見たいとか。そういう延長線上にストグラの街を歩いてみたいっていうのがあると思っています。
僕らもそういう思いがあって、第1弾として中野区の飲食店の方々と協力して、実際のストーリーで出たご飯を再現して、食べ歩きできるようなイベントをつくりました。
ストグラ運営が主催した「ストグラ2周年記念街歩き in NAKANO」。中野区を舞台に、実際に歩き回って謎解きをしたり、飲食店ではサーバー内で登場する食べ物・飲み物を購入することができた(筆者撮影)。
しょぼすけ なので次の段階として、実際に歩ける街をつくってみて、その中に実際にキャラクターになりきってる人がいたら、本当にストグラの街を歩いてる気分になってくれるんじゃないか──ということで、OPENRECさんからお誘いをいただいたこともあり、開催に至りましたね。
――フェスの反響はいかがでしたでしょうか。
しょぼすけ 本当に街に入ったみたいでしたね。「ストグラフェス」って前例のないイベントなんですよね。だって、普段は配信やステージでしか見れなかった配信者たちが街でロールプレイして普通に横を歩いてるんです。
逆に言えば、ほとんどの人は、すれ違うだけだったりするわけですよ。でも、それこそが自分が街にいる一体感になりますよね。
それに参加者自身は、視聴者の人よりも、何百時間も画面の前で実体験としてあの街に生きてきたわけじゃないですか。見てるだけじゃなくて、遊んでるわけです。だから、「本当に自分自身があの街にいる感覚になったよ」っていう感想をたくさん聞きました。
入口が空港の検査場モチーフにしてつくったので、「あそこからロスサントスに入った感覚になって、テーマパークに来た気持ちになって、楽しかったです」と聞いて、本当に満足度高いイベントになったんじゃないかなと思って、嬉しかったです。
「ストグラフェス」の入場ゲート。キャラクターがストグラの街にはじめて降り立つ際には、飛行場からスタートすることが一般的。参加者もその体験をできる仕掛けになっていたものと思われる。(画像は公式Xより)
――「ストグラフェス」について、今後の展望などはありますか?
しょぼすけ 反省点としては、コンテンツを詰め込みすぎて、街を周りきれないようになってしまったことです。なので、もし次に「ストグラフェス」をやるんだったら、ステージイベントと、街を再現して歩ける日は別々にした方がいいよねっていう結論になりましたね※。
※筆者注: 「ストグラフェス」では、街を歩ける時間の間にも、ステージイベントが進行する形で開催されていた。
――そういう“体験しきれなさ”も本当に街っぽいなって気はしますね。
しょぼすけ そう思ってやったんですけど、やっぱり周りたかったっていう声がすごくあったので、そういう結論になりましたね。
今回、幕張メッセ1ホールでやらせていただいたんですけど、歩く分には周ることはできるんですよね。でも、配信者の方々がめちゃくちゃ協力してくれたおかげもあって「今あっちでは、あの人が弾き語りをしているらしいぞ」「あっちではギャングの人捕まって牢屋に入れるらしいぞ」みたいな状態がずっと続くんですよ。
――SNSでは観測者が撮影した、いわば「切り抜き」があがっていましたが、現実の街では複窓はできないですからね……。
しょぼすけ それに加えてステージイベントもやったわけですよ。カオスすぎました(笑)。
――「ストグラフェス」に限らず、ストグラではプレイヤーメンバーによるイベントやグッズ販売など、ストグラの世界からいわば現実世界(夢の世界)での展開が徐々に増えていると思います。今後、どのような夢の世界を展開をしたいと思いますか。
しょぼすけ 結構勘違いされるんですけど、ストグラとしてイベントってほとんどなくて、会社としてやってるイベントは街歩きと「ストグラフェス」以外はなくて。ほとんどのイベントは、配信者が自主的にストグラ運営チームに許可を取った上で開催しているイベントなんですよね。
――プレイヤーがイベントを開催するうえで、協力や出演することはありますか?
しょぼすけ ライトさんが主催する「ROLE PLAY LIVE 2025」のように協力するときもありますけど、ほとんどの人は僕たちから許可をとったうえで独自に動いています。僕たちとしては「ゲーム内のアセットやロゴとかを勝手に使わないでね」「ゲームの権利侵害者に気をつけてね」みたいな注意点だけ話して、自由にやってもらってます。
街の中で救急隊として活躍するキャラクターを演じるプレイヤーたちによる「ストグラ救急隊 特別企画 街のお医者さん ポップアップストア」(筆者撮影)。
しょぼすけ 夢の世界での展開で僕がやりたいのは、ストグラを観ながらお酒を呑めるバー”ストグラバー”みたいなものをやりたいです。
スポーツバーみたいな感じで、店舗を持てたら理想だなと妄想しています(笑)。ファンの憩いの場になってほしいなとか考えたりはしますね。ただ、妄想なので期待しないでください……(苦笑)。
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