アメリカのストリーマー(配信者)・TheBurntPeanutさんが、VTuberシーンの統計を大きく揺らしています。
TheBurntPeanutさんは、その名の通り、ピーナッツのような見た目の3Dアバターで活動する配信者。
配信では主に『Escape from Tarkov』や『ARC Raiders』などのシューターゲームをプレイ。いわゆるLive2Dを主としたVTuberとは大きく異なる姿ながら、2026年第1四半期には、世界のVTuberシーンでも突出した視聴規模を記録しました。
ローポリゴンが妙に記憶に残る配信者・TheBurntPeanut
TheBurntPeanutさんの特徴は、なんといってもその見た目です。
画面に映るのは、美麗なモデルではなく、目と口のついたピーナッツ。ローポリゴンが妙に記憶に残ります。どちらかというと「イタリアンブレインロット」(※2025年初頭にTikTokやInstagramから急激に拡散したネットミームの総称)の方が近いかも知れません。
実際「イタリアンブレインロット」のように、TikTokやYouTubeなどでTheBurntPeanutさんの配信を切り抜いたショート動画がミーム的に拡散されていったことも、配信の成長に寄与したようです。
圧倒的な数字でVTuber統計を塗り替えた“ピーナッツ”
TheBurntPeanutさんは、もともと『Escape from Tarkov』などの配信で視聴者を増やしてきました。
その後、2025年後半から2026年初頭にかけて『ARC Raiders』の配信で大きく注目を集めます。
配信分析サイト「Streams Charts」で公開されたレポートでは、2026年第1四半期にTheBurntPeanutさんは7380万時間以上の視聴時間を記録。
2026年第1四半期最も視聴されたVTuber/画像はStreams ChartsのXより
同レポートでは、葛葉さんが1215万時間以上、兎田ぺこらさんが1101万時間以上を記録したと紹介されています。TheBurntPeanutさんの視聴時間は、それらを大きく上回る規模となりました。
もっとも、この数字には注意も必要です。
特殊事例ながら、見た目も数字もシーンを揺さぶる存在感
TheBurntPeanutさんは、Twitch、YouTube Live、Kickと、複数のプラットフォームでのマルチ配信を行っており、それが視聴時間が押し上げられた原因のようです。言わば統計上の外れ値や特殊事例と言えそうですね。
実際Streams Chartsも、TheBurntPeanutさんを除いたランキングも公開しています。
2026年第1四半期最も視聴されたVTuber(TheBurntPeanutさんを除いたバージョン)/画像はStreams ChartsのXより
また、本人もVTuberではなくPTuberだと自称することも。2025年の「Streamer Awards」で「Best VTuber」を受賞した際には、議論が巻き起こりました。
とはいえ、同アワードでは「Best FPS Streamer」も同時受賞。2026年も勢いそのまま圧倒的な数字を残しているのは事実です。
Streams Chartsは、2026年第1四半期に独立系(Independent)VTuberが総視聴時間の50.4%を占めたと報告。TheBurntPeanutさんがいなくても独立系VTuberの占める割合の伸びはあったが、彼の影響によってそれが過半数へ押し上げられた、と明記しています(外部リンク)。
見た目も数字も、シーンを揺さぶる存在感。TheBurntPeanutさんは、今後もストリーマーシーンで注目を集めそうです。
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