自分の声がボカロに! 『大合奏!バンドブラザーズP』発売時期も決定

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自分の声がボカロに! 『大合奏!バンドブラザーズP』発売時期も決定
自分の声がボカロに! 『大合奏!バンドブラザーズP』発売時期も決定

任天堂・岩田社長の分身シンガー「いまさら いわた」

8月7日(水)に任天堂の公式配信チャンネル「Nintendo Direct」にて、「大合奏!バンドブラザーズ」シリーズの最新作『大合奏!バンドブラザーズP』2013年冬に発売を予定していることが発表された。今作では新たにVOCALOID機能が加えられ、自分の分身「シンガー」に歌わせることができるようになった。

「大合奏!バンドブラザーズ」とは?

「大合奏!バンドブラザーズ」通称〝バンブラ〟は、ニンテンドーDSを楽器として音楽を演奏できる人気のシリーズで、2004年に『大合奏!バンドブラザーズ』、2008年に『大合奏!バンドブラザーズDX』が発売された。プレイヤーは楽曲と楽器を選び、楽譜に出る指示通りにボタンを押して演奏するというのが基本のスタイル。ソフトにははじめから人気曲が収録されているが、ユーザーが自分で楽譜を作ってプレイしたり、『DX』では、追加で楽曲をダウンロードすることが可能となった。それだけではなく、ユーザーが作った楽譜を任天堂のサーバーに投稿して、他のユーザーもダウンロードしてプレイすることができる、というのが特徴であり、人気の理由でもあった。

よりパワーアップ、よりプロフェッショナルに!

「Nintendo Direct 2013.8.7 プレゼンテーション映像」より

『バンブラP』はニンテンドー3DSのソフトとして発売される。従来よりも音質が向上しているほか、『DX』で58種類だった楽器は72種類に増え、よりプロフェッショナル仕様になった。また、バンブラの人気機能である合奏も、2パート増えて10パートになった。最大10人で同時演奏することができる。

VOCALOIDで自分の分身「シンガー」をプロデュース!

『バンブラP』最大の特徴は、自分の分身「シンガー」で演奏ができることだろう。しかも、プレイヤーに特殊な技術は必要なさそうだ。

まずは写真を撮る。

マイクに向かって発声。

完成。こちらは任天堂・岩田社長のシンガー「いまさらいわた」さん。

演奏はタッチペンをスライドさせながら行う。

これは、ヤマハ株式会社の歌声合成技術「VOCALOID」を使用したもので、ユーザーはこのシンガーを自由にプロデュースできる。実際にプレゼンテーションの中で岩田社長のシンガーが歌う様子を視聴できるが、想像以上に完成度は高いと言える。

ところで、岩田社長のシンガーが歌うデモソングだが、公式サイトに掲載されている「マンガ・バーバラちゃんP」第1話によると、どうやら某有名人が作曲したそう。残念ながらバーバラさんが機嫌を損ねてしまい、その人物についての発表は次回以降に持ち越しとなってしまったが、こちらもかなり気になる情報。不定期連載のためいつになるかはわからないが、発表を待つのみだ。
Nintendo Direct 2013.8.7 プレゼンテーション映像(※『バンブラP』は34:15から)
『大合奏!バンドブラザーズP』というタイトルには、「プロフェッショナル(Professional)」と「プロデュース(Produce)」の機能を持っていることから、2つの頭文字「P」を取ったとのこと。ますますパワーアップしたバンブラ。発売が待ち遠しい。

また、『バンブラP』の発売準備に入ることから、『バンブラDX』の楽曲投稿受付は2013年9月26日で終了となる。それに伴い、「バンブラDX 楽譜かき集めキャンペーン」がスタートした。楽曲投稿者へのご褒美として「バンプラPのスタッフロールにのる権利」が用意されている。ご褒美を手に入れることができるのは、2008年6月26日から2013年9月26日までの間、楽曲ダウンロードに採用された曲数が多い上位3名と、2013年8月7日から9月26日の期間に楽曲を投稿し、採用された方の中から、バーバラさんが気に入った曲の投稿者数名。狭き門ではあるが、任天堂のソフトにクレジットされる絶好のチャンス! ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

文:たかはしさとみ
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