総合格闘家・平本蓮選手を巡るドーピング疑惑について、格闘技イベント「RIZIN」のCEO・榊原信行さんが8月21日に言及した。
9月29日(日)開催される「Yogibo presents RIZIN.48」追加対戦カード発表記者会見の冒頭、榊原信行CEOは「タイトルマッチに関しては厳正なドーピング検査を行なっている」と説明。
その上で「来週中には結果が出るので、仮に陽性が出た場合はルールに基づいて対処する。検査結果を待っていただけたら」と述べた。
平本蓮選手を巡っては、7月28日の「超RIZIN.3」で対戦した朝倉未来選手に1ラウンドTKO勝利を飾っていたが、その後SNS上で平本蓮選手のドーピングを告発する真偽不明の音声動画が出回っている。
「検査結果がすべて。それ以上でもそれ以下でもない」
榊原信行CEOは会見の冒頭、「世間で平本選手の疑惑についてSNSで取り沙汰されていますが」と前置きしつつ、「RIZIN」としてのスタンスを提示。
「RIZINとして明確に回答できることは、大会当日に、タイトルマッチとグランプリの場合は、全選手に厳正な検査を行なっている。その検査結果がすべて。それ以上でもそれ以下でもない」とコメントした。
検査機関はアメリカのSMRTL(スポーツ・メディスン・リサーチ・アンド・テスティング・ラボラトリー)。朝倉未来選手と平本蓮選手の対戦でも、「超RIZIN.3」の大会当日に両者の検体(尿)を採取しており、それをSMRTLに空輸して検査中だという。
検査結果は9月1日(日)までに明らかになる。その結果、仮にいずれかの選手に陽性反応が出た場合、ルールに基づいて対処される。
平本蓮選手のドーピング疑惑に関しては、「超RIZIN.3」に出場した他の選手も反応。YA-MAN選手や安保瑠輝也選手らも自身のSNSで言及しており、格闘技ファンを中心に大きな反響を呼んでいた。
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