Kindleストアで多数の漫画を対象にした、最大50%ポイント還元セールが開催されています。
ラインナップは『ドリフターズ』『HELLSING』『ダンジョン飯』『ニセモノの錬金術師』など、話題作がズラリ。
セール期間は未定なので、気になる作品は早めのチェックをオススメ。
この記事では現在セール中の作品から、オススメの8作品をピックアップして紹介します。
目次
平野耕太『ドリフターズ』
『ドリフターズ』1巻の書影／画像はAmazonから
Kindleストアでは割と珍しい少年画報社のセールですので、平野耕太さんの作品は要チェックです。
まずは現在連載中の『ドリフターズ』。島津豊久、織田信長、那須与一、ハンニバル・バルカなど、歴史上の英傑が異世界に集められ、2つの勢力に分かれて争いを繰り広げるアクションファンタジーです。
価値観も知識もバラバラな古今東西の英傑たちが、あくまで自分勝手に動き、しかしそれが一つの目的に向かって収束していくストーリーテリングは見事としか言うほかありません。
平野耕太『HELLSING』
『HELLSING』1巻の書影／画像はAmazonから
そして平野耕太さんの名を世に知らしめたのが、この『HELLSING』でしょう。20世紀末、吸血鬼による被害が頻発する、薄暗い雰囲気漂う英国を舞台にしたバトルアクションです。
吸血鬼による事件を防ぐための組織が、暗躍する黒幕と対峙するというストーリー。本作の魅力は語り尽くせませんが、ここで一つ言及するなら絵の力。
いわゆる上手い絵ではありません。しかし、登場キャラクターたちの狂気を1000％表現する描画は唯一無二です。もし初見の方がいれば、数々の名台詞と共にお楽しみください。
九井諒子『ダンジョン飯』
『ダンジョン飯』1巻の書影／画像はAmazonから
ダンジョンの深部でドラゴンに食べられてしまった妹を助けるため、路銀はすべて装備に変換した主人公。食料はダンジョン内で自給自足することを仲間に提案……と言えば普通に聞こえますが、要は魔物を食おうという案なのです。
嫌がる仲間をなんとか説得して、モンスターを狩っては食す冒険者一行の珍道中が描かれた本作。1月から6月まで2クール連続で放送されたTVアニメが大反響を呼びました。
放送後には早くも第2期の制作が決定するなど、完結後ますます人気が高まり、いつの間にかシリーズ累計発行部数が1400万部を突破。すごい。
モクモクれん『光が死んだ夏』
『光が死んだ夏』1巻の書影／画像はAmazonから
閉鎖的な田舎で起こる怪現象とブロマンスの怪しい魅力。TVアニメ化が決定したホラーサスペンス『光が死んだ夏』もセール中です。
大の親友が得体のしれないナニカに変貌したことを知ってしまった主人公が、それでも一緒にいたいと願うことからはじまる物語。しかし、親友の形をしたナニカが現れたことで、主人公の住む町には様々な怪現象が起こるようになります。
一緒にいない方が良いと分かっていても、ナニカをどうしようもなく求めてしまう主人公の姿が切ない。
うめ丸／杉浦次郎『ニセモノの錬金術師』
『ニセモノの錬金術師』1巻の書影／画像はAmazonから
近年の異世界転生漫画の中でもイチオシの漫画が『ニセモノの錬金術師』。現在TVアニメが放送中の『僕の妻には感情がない』を手がける杉浦次郎さんが原作。作画をうめ丸さんが担当しています。
異世界に転生した青年が、ひょんなことから呪術師の少女と体中ボロボロになったエルフと一緒に暮らすことになり、のんびりお気楽スローライフ……とは正反対のハードモードな日々を過ごすことに。
一歩間違えば“死”という極限状態のバトルを淡々と描く作風は、独特の読み味があってハマります。
森山慎／青木潤太朗『鍋に弾丸を受けながら』
『鍋に弾丸を受けながら』1巻の書影／画像はAmazonから
危険な場所にこそ百点満点を大きく凌駕する絶品の食べ物があると考える、原作者・青木潤太朗さんの実体験をもとにした漫画『鍋に弾丸を受けながら』。
舌を唸らせる逸品（と良質な釣り場）を求めて、世界各国の街や時には秘境へ飛んでいく旅が描かれています。
読み返すたびに、ブラジル奥地でしか飲めない幻のオレンジジュースが飲みたくなる！ アメリカでしか作れない絶品ハンバーガーを噛み締めたくなる！ 食への好奇心と共に、旅情もそそる飯テロ漫画です。
田沼朝 『いやはや熱海くん』
『いやはや熱海くん』1巻の書影／画像はAmazonから
宝島社による漫画賞「このマンガがすごい！2024」オンナ編では第3位にランクインした 『いやはや熱海くん』。
主人公は、毎日のように女子生徒に告白される美形の高校生の熱海くん。実は彼、男の人を好きになる人だった──と書けばBLを思わせますし、大枠のジャンルでいえば間違っていないのですが、実はそういうわけでもない。
熱海くんと彼の友人たちの穏やかな日常を、ゆっくりじっくり丁寧に描写する青春譚です。何か言葉にし難い、10代にしか感じ得ない感情が、この漫画には描かれている気がします。
上山道郎『悪役令嬢転生おじさん』
『悪役令嬢転生おじさん』1巻の書影／画像はAmazonから
真面目な公務員のおじさんが交通事故で死んだ……かと思ったら、乙女ゲームの世界に転生していた！！ 2025年1月にはTVアニメが放送される話題作が『悪役令嬢転生おじさん』です。
ゲーム内の主人公の邪魔をする悪役令嬢になりきり、きらびやかな異世界を生き抜くおじさんは、授けられたチート能力と社会人として培った経験で、意図せずモテモテ状態に。
流行りの悪役令嬢×異世界転生×おじさんというプロットですが、ありがちな内容でなく、個性が確立したキャラクターの織りなす物語は読み応えあり。そして笑いも多分にあり。
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