「RTA in Japan」で披露されるスゴ技はもはや曲芸……!
現在、開催中のイベント「RTA in Japan Summer 2024」。今回も、様々なゲームタイトルでReal Time Attack(リアルタイムアタック)における最速クリアを目指すプレイヤー(走者)たちが腕を披露し、Twitchでの配信で視聴者を沸かせています。
そんな中、8月14日、SNSをざわつかせたタイトルがありました。それは『ポケットモンスター 赤・緑』のポケモン図鑑完成RTA。
一見普通の挑戦にも見える種目。しかし「1人で2ソフト同時操作」「解説も走者本人が担当」「コメントにも余裕の対応」と続きます。え、どういうこと?
2つのゲームを同時操作、「RTA in Japan」のポケモン図鑑完成RTA
ポケモン図鑑完成RTAに挑戦したのは、RTA走者のずのうさん。
ずのうさんは13日の夜11時過ぎから、「RTA in Japan」に登場。「ポケットモンスター」の画面が2つ並ぶ配信画面に首を傾げる視聴者を前に、ずのうさんは「だいぶコメントの流れが早いな」と反応をしながら、今回のルールを説明します。
説明によれば今回のルールは、左手で片方のバージョンを、右手でもう片方を操作。通信交換を駆使して図鑑の完成を目指すというものです。
ルールを説明している開幕の間はどちらの進行状況も似たものだったのですが、すぐにズレが発生。ずのうさんは器用にどちらのバージョンも進行しながら流暢に解説していきます。
余裕の走者が見せるテクニックに視聴者は混乱
一方、視聴者にはすぐに混乱が発生。2画面の視覚情報はもちろん、音声も右と左のイヤホンから流れてくる2つのゲーム音と、ずのうさんの解説で、見ているこちらも処理すべき情報量が多過ぎる……。
RTAではスピードが第一なので、当然いくつも時間短縮のための小ネタが登場。そんな小ネタを進行の違う2画面で駆使しながら、なぜか通信交換のタイミングは2画面ともなぜか噛み合う。一体どういうフローチャートが組まれているんだ……。
通信交換は画面も落ち着くので、視聴者にとっては休憩時間と言ったところ。ずのうさんも改めて状況を整理しつつ、これからの進行を説明してくれます。
完走した感想は「準備した通りの走りが出来た」
そんな曲芸的な技術を見せつけてくれたずのうさん。14日の明け方4時、約5時間半で図鑑を無事完成させての完走となりました。
ずのうさんは完走した感想として「準備した通りの走りが出来た」としながら視聴者や家族、友人への感謝を語っていました。
チャリティーイベントとして開催されている「RTA in Japan」。ずのうさんのRTA中にも多額の寄付金が集まった他、ずのうさん自身もかかった時間1秒につき1円を、国境なき医師団へ寄付しています。
この後も様々な走者の挑戦が予定されている「RTA in Japan Summer 2024」。8月15日(木)まで魅力的なチャレンジが続きます。
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