『ポケモン赤・緑』27周年　増田順一が感激「久しぶりに涙した」

世界中で愛されている「ポケットモンスター」シリーズ、その第1作である『ポケットモンスター 赤・緑』が、27年前（1996年）の2月27日に発売されました。

シリーズ公式Twitterでは、この記念すべき日を「ポケモンデー」と設定。世界中のトレーナーたちと特別な日を祝うべくハッシュタグを用意しているほか、新情報の発表会「Pokémon Presents」も予告されています。

「ポケモン」シリーズを手がけてきた増田順一も感謝のコメント

この記念日を祝して、『ポケットモンスター 赤・緑』からシリーズに携わり、ディレクターなどを経て、現在はチーフ・クリエイティブ・フェローという役職をつとめる増田順一さんも感謝のコメントを投稿。

先日、シリーズ当初からのファンのブログを読んで感激したことや、仲間・応援してくれている人たちへの感謝、そして「テクノロジーやエンターテイメントのチカラで、これからもたっぷり皆んなに楽しんでもらいたいと思ってます!」と今後への抱負を綴っています。

増田順一さんが投稿した感謝のコメント全文
1996年2月27日「ポケットモンスター赤・緑」が発売されました。当時はプログラムと音楽を担当。 食べることより寝ることよりテレビを見るより、ゲームを作ることに夢中でした。一緒に楽しく作れる仲間がいて幸せでした。

あれから27年。
みんなのおかげでポケモンはまだまだ広がっています。本当にありがとうございます!

先日、とある方のブログを読みました。 2016年ポケモンGOの時に書かれたもの。まさか20年たっても同じようにポケモンを捕まえてるとは思わなかったって。
久しぶりに涙した。 ありがたい。 嬉しい。

ポケモンもそうだけど、世界も毎日進化してい ます。テクノロジーやエンターテイメントのチカラで、これからもたっぷり皆んなに楽しんでもらいたいと思ってます!

そしていまも幸せなことに、みんなに応援してもらえて、ポケモンを愛する仲間と一緒に仕事しています。
これからも、よろしくお願いします!
2023年2月27日 増田順一 増田順一さんTwitterより

シリーズの顔役としても知られる増田順一

増田順一さんは、『ポケットモンスター 赤・緑』から同シリーズの開発に携わってきたクリエイターです。

シリーズのBGMを手掛けてきたことで知られており、『ポケットモンスター X・Y』まではディレクターを担当していました。 「ポケットモンスター」シリーズを開発するゲームフリークの創設メンバーでもあり、2022年5月までは常務取締役をつとめていましたが、6月より株式会社ポケモンに移籍。チーフ・クリエイティブ・フェローに就任しています。

今は「ポケモン」シリーズの新作発表などの場でファンの前に立つことが多く、シリーズの顔として認識しているファンも多いでしょう。

『スカーレット・バイオレット』DLCか？世界大会の続報か？最新情報に集まる注目

2月27日には、シリーズの最新情報が発表される約25分の特別番組「Pokémon Presents」が、23時から公式YouTubeチャンネルで放送予定。

ファンからは、最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の追加コンテンツとして新たな服やマップ、歴代シリーズに登場したポケモンの復活があるのではないか。

あるいは、本編で断片的に描かれていた伝説のポケモンについての掘り下げがあるのではないかと、様々な予想が飛び交っています。

また、盛り上がり続ける『ポケモンカードゲーム』や、2023年に横浜で開催予定の「ポケモン」タイトルの世界大会が集結するイベント「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」の続報など、発表が待ち遠しい情報は挙げ出せばキリがありません。

2月27日23時からの放送は、モニターにかじりついて見ることになりそうです。