TikTokで流行する「12345678チャレンジ」元ネタ解説 シンプルだけど奥深いリズムゲーム

TikTokで流行する「12345678チャレンジ」元ネタ解説 シンプルだけど奥深いリズムゲーム
TikTokで流行する「12345678チャレンジ」元ネタ解説 シンプルだけど奥深いリズムゲーム

TikTokで流行する「12345678チャレンジ」/画像はTikTokのスクリーンショット(合成はKAI-YOU編集部)

「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・エイト、……ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・エイト」

最近、TikTokやYouTube ショートなどで、ヒップホップのビートに合わせて、ひたすら英語で数字を読み上げていくショート動画を見たことはないでしょうか?

以下のような数字の列が、中央揃えでテロップ表示されているショート動画です。

12345678
2345678
345678
45678
5678
678
78
8

今、「12345678チャレンジ」という海外発のリズムゲームが、TikTokやYouTube ショートで流行しています。

「12345678チャレンジ」発端は米ダンサーの動画

「12345678チャレンジ」の発端となったのは、恐らく米フロリダ州マイアミの振付師/ダンサー・Noeah Jacobsさんが6月30日にTikTokへ投稿した動画。

@noeahjacobs W/ a beat 🙂‍↕️ i missed the "8" my bad 😭 #12345678 #challenge #fyp #viral ♬ original sound - Noeah Jacobs

この動画の中でNoeah Jacobsさんは、ラッパーのソウルジャ・ボーイ・テレム(Soulja Boy Tell'em)さんが2007年に発表した大ヒット曲「Crank That」のイントロに乗せ、「12345678」と16分音符の刻み(※)で発声。

そのリズムをキープしつつ、「2345678、345678……」と小さい数字をひとつずつ減らせるか(減らしきったら、逆に大きい数字をひとつずつ増やせるか)に挑戦しました。

(※)「Crank That」のBPMを70と解釈した場合。

「12345678チャレンジ」に使用されているソウルジャ・ボーイ・テレムの楽曲「Crank That」

NiziUや&TEAMも「12345678チャレンジ」に挑戦

「12345678チャレンジ」の譜割り(符割り)をわかりやすく書き起こしたのが以下。

|1234|5678| 234|5678|
|  34|5678|   4|5678|
|    |5678|    | 678|
|    |  78|    |   8|
|    |   8|    |  78|
|    | 678|    |5678|
|   4|5678|  34|5678|
| 234|5678|1234|5678|※|と|の間が1拍に相当

ただ数字を減らし、ただ数字を増やすという、一見簡単にも思えるこの挑戦。しかし、いざやってみると、正確にリズムをキープし続けて最後までやり切るのは意外と難しい。

そのシンプルゆえの奥深さからか、「12345678チャレンジ」は海外のTikTokerの間で流行し、日本にも7月前後で上陸。

執筆時点でTikTokのハッシュタグ「#12345678」には14万本以上の動画以上の動画が投稿されており、NiziU&TEAMといったアイドルグループのメンバーたちも挑戦しています。

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