一見カード、またはカードケースのようなこちら、なんと組み立て式の輪ゴム銃です。
下部を下に引くとグリップになり、撃鉄を動かすと銃身が展開します。
最小限の動きでカードと銃の姿が入れ替わる、なんともロマンある機構! ギミック!
制作者の理基さんは、このようなオリジナルの輪ゴム銃を設計しており、通販サイトで販売している商品もあります。
今回紹介する「カードサイズの輪ゴム銃」は新作で、Xで公開した動画も反響を呼んでいます。
そんな「カードサイズの輪ゴム銃」を手がけた理基さんに、きっかけや販売予定の有無をお聞きしました。
試作を経て完成 夢中でつくりあげた「カードサイズの輪ゴム銃」
──反響を呼んでいる「カードサイズの輪ゴム銃」ですが、カードから可変するギミックを思いつくきっかけはあったのでしょうか?
理基 けっこう勢いでつくったのではっきり覚えていないのですが、銃身が飛び出るギミックやグリップの展開も含めて、カードのサイズに収まるように意識していました。夢中でつくりましたね。
──「カードサイズの輪ゴム銃」に使用した材料や制作手順は教えてもらえますか?
理基 材料にはアルミ板、竹ひご、モビロンバンドを使っています。
制作は図面を実寸で手書きして、カットは糸のこ盤、穴あけはボール盤を使用して、ベルトサンダーやヤスリなどで削ってつくります。
今回はアルミでつくる前に、いつも使うMDFという素材で、確認のため試作を行っています。
──「01」とナンバリングされているものですよね。Xで公開されていた試作の動画を見ました。質感が異なる試作版も魅力的ですね。
制作でこだわった銃身の展開ギミック!
──制作の際に苦労した点、こだわった点などはございますか?
理基 比較的、設計の通りにいったので大きな問題はなかったのですが、厚みの関係で動作をスムーズにするのには苦労しました。
こだわった点は、銃身展開とトリガーを戻すモビロンバンドを一本で行う設計と、パーツを極力少なくしてロック機能や操作感を損なわないようにすることです。
──銃身の展開めちゃくちゃカッコいいです! この他にもオリジナル輪ゴム銃を制作して販売されていますが、「カードサイズの輪ゴム銃」を販売する予定はありますか?
理基 販売できればと思いますが、この「カードサイズの輪ゴム銃」を量産するにはなかなか課題が多く、修正などが必要なので、販売できてもかなり先にはなると思います。
欲しいと言っていただけることもあるので、実現できるよう努めてまいります。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント