会場は池袋サンシャインシティ。会場からの生配信と事前収録映像の配信の2軸で、合計20のセッションが配信。24日の基調講演後に限り、現地で「IMART2023」登壇者を交えた懇親会が行われる。
チケットはPeatixで販売中。3日間分のオンライン視聴券とアーカイブ視聴チケットのセットが5000円(外部リンク)。24日の懇親会参加と基調講演観覧チケットのセットが5000円となる(外部リンク)。
アニメと漫画業界から有識者が集うカンファレンス「IMART」
「IMART」は、2019年11月に日中韓の交流イベントとして行われた「東アジア文化都市2019豊島」で開催され好評を博した、漫画とアニメのカンファレンス。前回の「IMART2022」では、集英社や講談社、アニメ制作会社のMAPPAやTRIGGERのほか、翻訳者、ジャーナリスト、評論家など様々な立場の業界関係者が登壇。
基調講演ではMAPPAの取締役/企画部部長・木村誠さんによってアニメ『チェンソーマン』制作の裏側が語られ、話題になった。
2023年のイベントキービジュアルは、FLAT STUDIOに所属するクリエイティブチーム・ARTMOSPHEREが制作している。
ARTMOSPHEREのコメント
今回、キービジュアルを担当させてもらいましたARTMOSHERE(FLAT STUDIO)の善養寺です。
『AI新時代』
このテーマを聞いた時、最初に近未来の都市などが頭に浮かびました。
ですが、そのまま表現するだけでは面白味がないと思い、自然の中に立つヒューマロイドという設定にしました。
キービジュアルなのでヌケ感を意識しました。森を抜け新しいステージに向かう雰囲気をイメージして構図を決めています。
アニメ・漫画業界はAIとどう向き合うべきか?
2023年の基調講演のテーマは「AI新時代」。鳥山明さんを発掘した漫画編集者として知られる鳥嶋和彦さん、イラストレーター/アニメ監督のloundrawさん、アニメスタジオ「FLAT STUDIO」代表の石井龍さんの3名によるトークセッションを実施。
2022年後半、言語生成分野ではChatGPTが、画像生成分野ではMidjourneyとStable Diffusionが立て続けにリリースされ、多くの議論を呼んだことを受け、業界はAIとどのように向き合っていくべきか議論が行われる。
1976年、集英社に入社し週刊少年ジャンプ編集部に配属。
鳥山明や桂正和ら多くのマンガ家を発掘育成し、数々の名作を世に送り出し、編集長としてVジャンプ創刊、週刊少年ジャンプを立て直した。その後、集英社専務取締役、白泉社代表取締役社長に就任。2022年11月末で退任。
現在はフリーの漫画編集者。
イラストレーターとして10代のうちに商業デビュー。
透明感、空気感のある色彩と被写界深度を用いた緻密な空間設計を魅力とし、小説「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」など様々な作品の装画を担当。卒業制作オリジナルアニメーション「夢が覚めるまで」では、監督・脚本・演出・レイアウト・原画・動画・背景と制作のすべてを手がけ、累計500万回再生超のバイラルヒットを果たした。
劇場版「名探偵コナン」、劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」をはじめとするアニメーション作品にコンセプトアーティストとして参加し、2019年1月アニメーションスタジオ《FLAT STUDIO》を設立。
2021年11月には自身初の監督映画作品『サマーゴースト』を発表した。
クリエイティブスタジオ「ANSWR」、ソーシャルTV局「2.5D」を経てデザインコンサルティングファーム「THINKR」へ。
2019年1月イラストレーター・loundraw、小説家・佐野徹夜らとアニメーションスタジオ「FLAT STUDIO」を設立。
2021年11月にはloundraw監督によるスタジオ初のアニメーション映画作品「サマーゴースト」を発表した。
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