Brave group Europeでは、日本企業として初めて(※6月1日時点、同社の自社調査による)欧州圏多言語VTuberプロジェクトを展開。
VTuberプロダクション「globie(グロービー)」のオーディションサイトを公開し、第1期生の募集を開始した。
英語に加え、スペイン語・フランス語・ドイツ語などの言語の話者を採用し、VTuberとして年内にデビューさせる予定だ。
RIOT MUSIC、ぶいすぽっ!を展開するBrave group
Brave groupは、VTuber事業を行う会社として2017年に創業。起業家の野口圭登さんが経営している。現在バーチャルミュージックプロダクション・RIOT MUSIC、バーチャルミュージックレーベル・BlitzWing、次世代Virtual eSportsプロジェクト・ぶいすぽっ!など、VTuberグループのプロデュース・運営を行うIP事業などを展開。
そのほか、自社のメタバースエンジンである「Brave Engine」を活用したプラットフォーム事業、e-SportsやWeb3といった新興領域を開拓するインキュベーション事業も手がけている。
アメリカに続きヨーロッパに拠点設立
今回の欧州展開は3月に設立された、アメリカ・サンフランシスコの拠点に続くもの。アメリカ拠点では、Brave group初の英語圏に特化したVTuberプロジェクト・V4Mirai(ブイフォーミライ)が始動している。 発表の中でBrave groupは、欧州のVTuber市場について「まだ黎明期で、現在VTuberが各地で注目され始めている段階」と説明。
多言語・多文化で成り立つ市場のトレンドを把握する必要があるため、「現地特有の文化を肌で感じながら現地雇用のスタッフと共に事業開発やクリエイティブを作ることが最重要だと考え、この度の英国拠点設立」に至ったとしている。
ECサイトを開設しIP関連グッズの販売も想定
Brave groupでは同時に、日本のアニメ関連のグッズを取り扱うEC・情報発信サイト「FavieBox」を開設。欧州向けにグッズ販売やサブカルチャーの情報発信をし、将来的にはBrave groupのIP関連グッズの展開も取り扱うことが想定されている。
Brave group 代表取締役 野口 圭登 コメント
Brave groupは「80億の、心をうちぬけ。」というミッションを掲げ、世界中の人たちの心を突き動かす感動を届けるべく事業創出を行ってきましたが、このタイミングでBrave groupとしては、海外現地法人第1弾の米国に続き、2拠点目として英国法人を設立する運びとなりました。
欧州市場へのチャレンジは欧州全土以上の市場に波及する可能性があり、グローバル展開を推進するBrave groupにとって重要なプロジェクトと捉えており、非常に楽しみであるとともに身の引き締まる思いです。欧州市場での事業展開を皮切りに、ワールドワイドに展開するグローバルカンパニーとして80億の毎日を変えていくため、今後も挑戦を続けていきます。
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