王様・KREVAの登場
スクリーンに昨日行われた「KREVA~完全1人武道館~」の映像が映し出されると、いよいよ本日の主役・KREVAさんが登場。ドラムの太いビートが響くと「イッサイガッサイ」がスタート。そのまま三浦大知さんを再びステージに呼び戻し、2人のコラボ曲「蜃気楼」へと続きます。会場がこれでもか! という程、ユッサユッサと揺れていました。
そのまま拍車をかけるように、「待てよ! これ、908 FESだぜ?」「俺が目指してるクライマックスっていうのは、もっともっともっと高いところにあるんだよね」「俺の音楽人生、まだまだ中盤戦?」と、Mummy-Dさんとのコラボ曲「中盤戦」がスタート!
三浦大知さんに続き、再びのゲストの登場に会場は興奮状態になります。
さらに「この歌を俺は武道館でやりたくてやりたくてしょうがなかったんだよ」、「おれを知らないで来た人も、みんなで一緒に歌いたいんだよね」と、いまやKREVAさんの代表曲とも呼べる「Na Na Na」をそこいる全員が一体となって、叫んで、そして飛び跳ねます。
2階席から辺りを見渡すと、どこに目を向けても、ほんとにすべての人が笑顔で歌っているのがわかりました。“知らなくても楽しくなれる”「Na Na Na」はまさにそういう曲であることを物語っていました。
スペシャルなタイミングでしか歌えない「希望の炎」
ラストパートでは、「今日は断言できます。最高です」とオーディエンスに感謝の言葉を伝え、「スペシャルなタイミングでしか歌えないんだけど、今日は思いっきり歌いたいと思います」と、ソロ第1作目として10908枚限定でリリースされた「希望の炎」を披露。KREVAさんの足下は、希望の炎が灯されているかのような赤く揺れる光で囲まれていました。
そしてラストは昨日と同様、10年前の9月8日にリリースした「音色」を披露。1年も欠かさずに歌い続けてきたと断言できる、思い入れの強い楽曲を武道館に響かせます。
アンコールでは、「みんなを楽しませることにこの2ヶ月間ぐらい、自分の人生を捧げるように考えて生きてきたから」、「最後、自分がこのバンドでやるんだったらこの曲、これやりてえっていうのやっていいですか」と告げ、「ここが一番のパーティー会場だと思ってるぜ」と披露されたのは「パーティはIZUKO?」。
今日のステージを支えてきたバンドメンバーを紹介し、豪華出演者もステージに集結。全員でオーディエンスに向けて感謝の意を表し、「908 FESTIVAL 2014」は大盛況に包まれながら幕を閉じました。
終演後のスクリーンでは、2015年にニューシングルとニューアルバムのリリース、そして「47都道府県+αツアー」の開催が発表されました。
9月7日と9月8日の2日間で集まった人数は18,000人。ヒップホップの王様が武道館で起こした奇跡の2日間。10周年を迎えたKREVAさんが、これからどんな感動を起こしてくるのか、楽しみですね。
※記事初出時、一部出演者の表記に誤りがございました。読者の皆様および関係各位にお詫び申し上げると共に、慎んで訂正いたします
9月11日 ※一部、表記・表現に誤りがございました。読者の皆様および関係各位にお詫び申し上げると共に、慎んで訂正いたします
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