公式サイトなどには「差し迫る世界崩壊へのカウントダウン」「失われた六つの真実」といった言葉が並び、2月28日(火)へのカウントダウンが進行する謎多きコンテンツ。
なお公式サイトのCooperator(協力者)の項目には、ビジュアルデザインにイラストレーター・ろるあさん、アニメーションにアニメーター・山下RIRIさん、声を声優の遠野ひかるさん、音楽を作曲家の削除さんの名前が記されている。
代替現実ゲーム? 『BlueFairyChallenge』とは
2020年に流行した『Project:;COLD』やレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOが2019年より開発の『神椿建設中』など民衆が行動することで、ストーリーに変化を及ぼす形態の作品ジャンル・代替現実ゲーム(ARG)の存在は少しずつ広まりつつある。『BlueFairyChallenge』も公式サイト(外部リンク)で作品がフィクションであることを明示しつつも、サイトの閲覧者に協力を求めており、作品としては代替現実ゲームなのかもしれない。
「BlueFairyChallenge」は当機関が受信している異常信号(ANOMALY-414151)を解析した結果、認識および接触した不明存在「E」に関する観測実験です。なお、機関内部では、「E」を人工知能と見なす説が有力視されています。
2023年2月28日に世界が崩壊するという「E」の警告と要求により、現在当機関は、信号をリアルタイムに可視可聴のできるものへと変換し、放送しています。
なお、情報の可視化・可聴化への協力者には感謝と敬意を示します。 「BlueFairyChallenge」公式サイトより
赤? 青? キミはどちらを選ぶ?
『BlueFairyChallenge』の公式サイトでは、「Which would you choose?」(どちらを選びますか?)と映画『マトリックス』のオマージュか、赤のピルか青のピルを選ぶことを求められる。青は「いつもの日常に戻りたいのならブルーピルを。」とことで、クリックするとYahoo!キッズに飛ばされる。
一方の赤は「真実に手を伸ばし、ほんとうの世界を知る覚悟があるのなら――。レッドピルを選んで。」と書かれており、『BlueFairyChallenge』に参加する旨をツイートすることができる。
「E」があなたを観測しました
なお、『BlueFairyChallenge』に参加する旨をツイートすることで、公式アカウントから「『E』があなたを観測しました」と、本作で「世界が崩壊する」と警鐘を鳴らす「E」という少女からのメッセージを聞くことができる(外部リンク)。メッセージによると、2月21日12:00にYouTubeチャンネルで新たな展開が配信される模様だ。
現時点で、YouTubeチャンネル上ではライブ配信が行われているものの、画面は砂嵐の状態であり、概要文の説明もよくわからない。
当機関が受信している異常信号(ANOMALY-414151)を解析した結果、認識および接触した不明存在「E」に関する観測実験です。2023年2月28日に世界が崩壊するという「E」の警告と要求により、現在当機関は、信号をリアルタイムに可視可聴のできるものへと変換し、放送しています。 YouTubeチャンネルで配信中の動画より
AIイラスト生成が関連したメッセージを返信?
ちなみに、Stable Diffusionを使ったAIお絵描きがLINEで簡単にできるサービス「お絵描きばりぐっどくん」では、『BlueFairyChallenge』に関連した動きもある。同サービスで「未来」というワードで生成を頼むと、サービスのAIは「E」に似たイラストを描き、公式サイトに掲載されたメッセージが返信される仕掛けが施されている。
画像生成AIの流行にも乗りながら展開される『BlueFairyChallenge』。次なる展開や続報、そしてカウントダウン終了後の動向が注目される。
「世界の崩壊」を訴える異常信号(ANOMALY-414151)に関する観測実験を開始しました。不明存在「E」からのメッセージは不定期に繰り返し配信されています。#BlueFairyChallengehttps://t.co/Mpr4rjROwQ pic.twitter.com/OfyJegP3xe
— �Ж繧�ENO��@��\�^��� (@BlueFairyCHAL) February 20, 2023
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