VALORANT世界大会「Masters」日本で開催 国内シーンを見守り続けたキャスターも涙

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「VCT Masters 2023」日本で開催決定

Riot Gamesが手がけるタクティカルFPS『VALORANT』の国際大会「VCT Masters 2023」が日本で開催されることが発表された。開催時期は2023年6月。

この情報は23日、24日に開催されたRiot Gamesのオンライン・オフライン統合イベント「Riot Games ONE」のフィナーレで発表されたもの。

会場となった横浜アリーナには『VALORANT』のファンやプレイヤーが多く詰めかけ、サプライズとなったこの発表にどよめきや歓声が響いた。
VALORANT Masters Tokyo 2023 - 日本開催決定

飛躍的に成長した『VALORANTの』国内シーン

発表と同時に『VALORANT』の公式サイトに掲載された日本開催決定の理由は以下の通り。

私たちの目標は、世界中の新しいオーディエンスにライアットのeスポーツ体験をお届けすることです。そして今、2023 VCTの大きな柱のひとつとなる大会を開催する場所として、日本以上に相応しい場所はありません。日本のVALORANTコミュニティーはこの1年間で飛躍的に成長し、あらゆるタイプのイベントにおいてその熱気を見せてくれました。現在、世界中のファンの皆さんに楽しんでいただくための新しい体験をチーム一丸となって準備中です。その内容を皆さんにお伝えする時が待ちきれません。via VALORANT Esports

発表コメントでも「日本のVALORANTコミュニティーはこの1年間で飛躍的に成長」したと言及されている通り、この1年の『VALORANT』国内シーンの成長は著しい。

今年の4月に「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 — Masters Reykjavík」を振り返った記事で触れた通り、世界3位に進出したZETA DIVISIONの躍進は国内だけでなく、世界から視線を惹きつけた。

こうした日本のコミュニティの熱気は、海外のプロプレイヤーにも言及されるような注目度の高さだ。「Riot Games ONE」2日目には海外チームも招待され、国内ファンの前で腕前を披露している。 発表の際、会場や配信上のファンや視聴者はもちろん、司会進行や実況解説陣も涙をのぞかせた。

上記のZETA DIVISIONの活躍を振り返る記事でも触れている通り、「Masters Reykjavík」が始まる前、同チームはの下馬票は最下位だった。世界から遅れを取っていたとされる国内シーンを支えてきた彼らにとって今回の発表には万感の思いがあっただろう。

変革期を迎える『VALORANT』国際シーン

日本・東京での「Masters」は、インターナショナルリーグ終了後の2023年6月に開催。

インターナショナルリーグは、3月末から5月末まで、毎週末に行われる南北アメリカの「AMERICAS」、ヨーロッパ諸国が参加する「EMEA」、アジア・オセアニア地域の「PACIFIC」の3つの地域リーグで構成。 3つのリーグの上位10チームと、ブラジルで行われる大会「LOCK//IN」で優勝したチームが「Masters」への出場権を手にする。

VCT PACIFIC」リーグに出場する10チームに、日本からはZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeの2チームが選出されている。

また、「Masters」の終了後の8月にはその年の世界王座を決める「Chanpions」が開催予定。「Masters」がホーム開催となる今年は、さらに『VALORANT』から目が離せなくなるだろう。
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