トルコ・イスタンブールで開催されている5vs5対戦型タクティカルFPSゲーム『VALORANT』の世界大会「VALORANT Champions 2022」で、プロゲーミングチーム・ZETA DIVISIONが3戦目、ブラジルの強豪・LOUDと再戦。
結果は0-2でLOUDに敗北。グループステージで姿を消すこととなった。
試合後に行われたプレスカンファレンスでは、ZETA DIVISIONのメンバーが、リベンジマッチとなったLOUD戦や「VALORANT Champions 2022」全体の振り返り、ファンに向けてのメッセージを語った。
crow選手 情報がないマップについては、前回の大会や予選の試合を観て、かなり研究して試合に臨みました。
マップ「アセント」は前回の試合を研究してピックを変更したのですが、アセントでのLOUDが非常に強かったという印象です。
──今回のLOUD戦では、マップのBAN/PICK(どのマップで戦うかの取捨選択のこと)にどのような狙いがありましたか? また、LOUD側の狙いで難しかった点はありましたか?
XQQコーチ まず、BAN/PICKで印象的だったのは、彼らが(第1戦目で)勝ったマップ「フラクチャー」と、OpTic Gaming戦でプレイしたマップ「パール」をBAN(使用できないように)したことです。かなり再戦を意識したBAN/PICKだったのかなと思います。
僕たちは勝負したかった「フラクチャー」と「パール」を消されてしまい、その結果あまり情報のない「バインド」や「ヘイブン」をPICKせざるを得なくなりました。 ──コーチから見て、「アセント」のLOUDはどのような点が強いと感じましたか?(注:LOUDは「アセント」での戦いを得意としており、勝率9割を誇るとも言われている)
XQQコーチ 一言でいうなら、熟練度の違いかなと僕は思います。
彼らはこの構成で長い間戦ってきているので、相手がどうであれ、どういうときに何をすべきかという点が共通認識として素早く共有されているからこそ、安定した戦い方ができるのかなと思います。
Laz選手 「Champions」は通じないまま終わったのですが、「Masters1」で言えば実力や連携、スピードや戦略。それらを短期間で修正する力については他のチームより優れていたと思います。 ──ZETA DIVISIONにとって、また日本にとって、2022年はどんな意味があったと思いますか?
Laz選手 最初の「Masters1」では良いところまでいきましたが、そのあと日本大会「Stage2」でも負けてしまって、「Champions」もグループ敗退してしまい良い結果ではないと思います。
「Champions」に負けてしまった後なので「これからもっと頑張ろう」というところで、良い感情は出て来ないですね。
──ファンの期待がZETA DIVISIONの活躍を押し上げたようにも思います。来年に向けて『VALORANT』のシーンにどんな成長を期待しますか?
XQQコーチ 今までと同じように国際大会に挑戦するチャンスがあるというのは最低条件です。
日本のシーンで言えば、僕ら以外にも(「Stage 2」決勝戦でZETAを破った)プロゲーミングチーム・NORTHEPTIONをはじめ、まだまだ伸び代のあるチームが多い。(それらを踏まえて)来年以降、シーンのレベルが上がれば良いのかなと思います。
──今年1年の経験で今後伸ばしていきたいところ、改善していきたい課題は見えましたか?
XQQコーチ 改善していきたい点として、世界のトップ層の試合と比べるとプレイで粗いところがまだ目立つので、オフシーズンでしっかり改善していきたいと思います。
今回はこの「Champions」のために変えたところもあったので、かなり粗い部分がありました。「Champions」が終わった今振り返ると、「Masters 1」や「Stage 2」のようにそのタイミングでの強い構成や戦い方をしっかり吸収できると良いですね。
──最後に今回の「Champions」を振り返ってみて、またファンの皆さんに一言をお願いします。 Dep選手 個人的には今回は最悪の状態、最悪のグループって感じで、どうなっちゃうかなと思っていました。それでも、自分たちが用意してきたものが通用していて、僕は来年が本当に楽しみだなという感じです。
ファンの皆さんには、今回はグループ敗退してしまったのですが、やれることはやって負けたと思うので、また来年楽しみにしていただけたらなと思います。
結果は0-2でLOUDに敗北。グループステージで姿を消すこととなった。
試合後に行われたプレスカンファレンスでは、ZETA DIVISIONのメンバーが、リベンジマッチとなったLOUD戦や「VALORANT Champions 2022」全体の振り返り、ファンに向けてのメッセージを語った。
熟練度の違いを感じた“アセント”での攻防
──LOUD戦はリベンジマッチということで、どういった準備をされたのでしょうか? また実際に戦ってみてどうでしたか?crow選手 情報がないマップについては、前回の大会や予選の試合を観て、かなり研究して試合に臨みました。
マップ「アセント」は前回の試合を研究してピックを変更したのですが、アセントでのLOUDが非常に強かったという印象です。
──今回のLOUD戦では、マップのBAN/PICK(どのマップで戦うかの取捨選択のこと)にどのような狙いがありましたか? また、LOUD側の狙いで難しかった点はありましたか?
XQQコーチ まず、BAN/PICKで印象的だったのは、彼らが(第1戦目で)勝ったマップ「フラクチャー」と、OpTic Gaming戦でプレイしたマップ「パール」をBAN(使用できないように)したことです。かなり再戦を意識したBAN/PICKだったのかなと思います。
僕たちは勝負したかった「フラクチャー」と「パール」を消されてしまい、その結果あまり情報のない「バインド」や「ヘイブン」をPICKせざるを得なくなりました。 ──コーチから見て、「アセント」のLOUDはどのような点が強いと感じましたか?(注:LOUDは「アセント」での戦いを得意としており、勝率9割を誇るとも言われている)
XQQコーチ 一言でいうなら、熟練度の違いかなと僕は思います。
彼らはこの構成で長い間戦ってきているので、相手がどうであれ、どういうときに何をすべきかという点が共通認識として素早く共有されているからこそ、安定した戦い方ができるのかなと思います。
感じた世界のトップ層との差 それを短期間で修正する力
──ZETA DIVISIONが世界3位となった「Masters1」に続く今回の「Champions」。改めて、世界に通じたと感じたところ、差があったと感じたところはどこでしょう?Laz選手 「Champions」は通じないまま終わったのですが、「Masters1」で言えば実力や連携、スピードや戦略。それらを短期間で修正する力については他のチームより優れていたと思います。 ──ZETA DIVISIONにとって、また日本にとって、2022年はどんな意味があったと思いますか?
Laz選手 最初の「Masters1」では良いところまでいきましたが、そのあと日本大会「Stage2」でも負けてしまって、「Champions」もグループ敗退してしまい良い結果ではないと思います。
「Champions」に負けてしまった後なので「これからもっと頑張ろう」というところで、良い感情は出て来ないですね。
──ファンの期待がZETA DIVISIONの活躍を押し上げたようにも思います。来年に向けて『VALORANT』のシーンにどんな成長を期待しますか?
XQQコーチ 今までと同じように国際大会に挑戦するチャンスがあるというのは最低条件です。
日本のシーンで言えば、僕ら以外にも(「Stage 2」決勝戦でZETAを破った)プロゲーミングチーム・NORTHEPTIONをはじめ、まだまだ伸び代のあるチームが多い。(それらを踏まえて)来年以降、シーンのレベルが上がれば良いのかなと思います。
──今年1年の経験で今後伸ばしていきたいところ、改善していきたい課題は見えましたか?
XQQコーチ 改善していきたい点として、世界のトップ層の試合と比べるとプレイで粗いところがまだ目立つので、オフシーズンでしっかり改善していきたいと思います。
今回はこの「Champions」のために変えたところもあったので、かなり粗い部分がありました。「Champions」が終わった今振り返ると、「Masters 1」や「Stage 2」のようにそのタイミングでの強い構成や戦い方をしっかり吸収できると良いですね。
──最後に今回の「Champions」を振り返ってみて、またファンの皆さんに一言をお願いします。 Dep選手 個人的には今回は最悪の状態、最悪のグループって感じで、どうなっちゃうかなと思っていました。それでも、自分たちが用意してきたものが通用していて、僕は来年が本当に楽しみだなという感じです。
ファンの皆さんには、今回はグループ敗退してしまったのですが、やれることはやって負けたと思うので、また来年楽しみにしていただけたらなと思います。
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