筒井康隆さんの小説『パプリカ』が、実写ドラマとして制作されると米メディア『Deadline』が報じている(外部リンク)。
『Deadline』によれば、実写化プロジェクトはAmazon Studiosと映像制作会社・Hivemindがタッグを組んだもの。
監督には『Dead Pigs(原題)』『ハーレー・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の監督も務めたキャシー・ヤンさんが起用されているという。
また、製作総指揮にはマシ・オカさんやHivemindのジェイソン・F・ブラウンさんが名を連ねているようだ。
他人の夢に入り込み精神病を治療する夢探偵・パプリカとしての顔を持つ研究者を中心に、夢と現実の境目をぐちゃぐちゃにかき混ぜるような物語を描き出した。
1995年と2007年には講談社からコミカライズも刊行されているが、他のメディア化作品として最も有名なのは、今敏監督によるアニメ映画だろう。
音楽は平沢進さんが担当しており、彼の特異な音楽性と極彩色の演出が噛み合った映像表現が絶賛された。
国内だけでなく海外でも高く評価されており、2008年に米『ニューズウィーク』誌日本版が選出した歴代映画ベスト100に、日本のアニメとして唯一選ばれた。
なお、本作『パプリカ』が、2010年にすい臓がんで逝去した今敏監督の遺作となっている。
『Deadline』によれば、実写化プロジェクトはAmazon Studiosと映像制作会社・Hivemindがタッグを組んだもの。
監督には『Dead Pigs(原題)』『ハーレー・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の監督も務めたキャシー・ヤンさんが起用されているという。
また、製作総指揮にはマシ・オカさんやHivemindのジェイソン・F・ブラウンさんが名を連ねているようだ。
巨匠・筒井康隆による小説『パプリカ』
小説『パプリカ』は、小説家として多大な功績を残してきた文学界の巨匠・筒井康隆さんが1993年に発表したSF作品。他人の夢に入り込み精神病を治療する夢探偵・パプリカとしての顔を持つ研究者を中心に、夢と現実の境目をぐちゃぐちゃにかき混ぜるような物語を描き出した。
1995年と2007年には講談社からコミカライズも刊行されているが、他のメディア化作品として最も有名なのは、今敏監督によるアニメ映画だろう。
今敏監督のアニメ映画は国内外で評価
2006年に『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』などを手がけた今敏監督のもと、マッドハウス制作でアニメ映画化。音楽は平沢進さんが担当しており、彼の特異な音楽性と極彩色の演出が噛み合った映像表現が絶賛された。
国内だけでなく海外でも高く評価されており、2008年に米『ニューズウィーク』誌日本版が選出した歴代映画ベスト100に、日本のアニメとして唯一選ばれた。
なお、本作『パプリカ』が、2010年にすい臓がんで逝去した今敏監督の遺作となっている。
※記事初出時、一部に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
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