イラストコミッションサービス・Skebを運営する株式会社スケブが、インボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応方針を発表した。
スケブ社は、「クリエイターの本名がファンにバレる」「消費税の納税義務を負うか、取引が不利になるか二択を迫られる」「事務負担が増える」ことを理由に、現行のインボイス制度に「強く反対します」と立場を表明(外部リンク)。
そういった現状がある中でSkebは、上記事項を解決する「媒介者交付特例」という制度を活用するとしている。
課税事業者のクライアントからインボイスの発行を求められた場合、媒介者交付特例という制度を活用し、インボイスには媒介者である株式会社スケブの登録番号が通知されるようになる。
なお、クリエイターが適格請求書発行事業者か否かに関わらず、クライアントはこれまで通り、一律消費税込みで支払う。また、適格請求書発行事業者かどうかで、Skebから受け取れる手取りは変化しない。
本制度の導入について、公益社団法日本漫画家協会も7月4日に反対する声明を発表していた(外部リンク)
スケブ社は、「クリエイターの本名がファンにバレる」「消費税の納税義務を負うか、取引が不利になるか二択を迫られる」「事務負担が増える」ことを理由に、現行のインボイス制度に「強く反対します」と立場を表明(外部リンク)。
そういった現状がある中でSkebは、上記事項を解決する「媒介者交付特例」という制度を活用するとしている。
「媒介者交付特例」を活用して従来通りの運用に
2023年春ごろより、適格請求書発行事業者のクリエイターはSkebを利用する際、アカウント設定より登録番号を入力することが必要に。課税事業者のクライアントからインボイスの発行を求められた場合、媒介者交付特例という制度を活用し、インボイスには媒介者である株式会社スケブの登録番号が通知されるようになる。
なお、クリエイターが適格請求書発行事業者か否かに関わらず、クライアントはこれまで通り、一律消費税込みで支払う。また、適格請求書発行事業者かどうかで、Skebから受け取れる手取りは変化しない。
日本漫画家協会も反対声明を発表
2023年10月1日より開始される、消費税の仕入税額控除の方式・インボイス制度(適格請求書等保存方式)」本制度の導入について、公益社団法日本漫画家協会も7月4日に反対する声明を発表していた(外部リンク)
現行のインボイス制度に関するSkebの対応につきましてhttps://t.co/jdXRRzxvtX
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) July 6, 2022
インボイス制度は「クリエイターの本名がファンにバレる」「消費税の納税義務を負うか取引が不利になるか二択を迫られる」「事務負担が増える」などクリエイターのみなさんにとって多くの問題を抱えています。
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5701)
これやってて収入あるのに納税してる人は一人もいない脱税の巣窟
インボイス反対唱える前にまともに納税しましょう