高校生ラップ選手権覇者 REDWINGインタビュー 鮮血のアクシデントで掴んだ優勝

2022年7月2日。Shibuya O-EAST。

全国の高校生ラッパーが雌雄を決するMCバトル大会・BAZOOKA!!!高校生RAP選手権が開催された。

コロナ禍で数多くのイベントが中止・延期が余儀なくされてきた中、本大会も、ようやく3年ぶりとなる第17回目の開催を迎えることができた。

審査員には、漢 a.k.a. GAMIさん、呂布カルマさん、MARIAさん、ANARCHYさん、そして前回大会「第16回高校生RAP選手権」優勝者であるRed Eyeさんら豪華な面々が選出された。

試合をジャッジするのはこの5名

待望の第17回高校生RAP選手権、優勝を成し遂げたREDWINGさんに試合直後にインタビューを行った。

第17回高校生RAP選手権優勝者・REDWINGさん

沸騰する血、REDWINGの熱いバイブス

幼い頃から児童養護施設で育ったREDWINGさん。

名前も顔も、どこにいるかもわからない父親を探すため、高校生RAP選手権で全国に名前を売ることを誓って大会に臨んだ。

第1ラウンド第1回戦、Dumbpersonさんとの試合でのこと。

REDWINGさんとDumbpersonさんの試合

両者一歩も引かない激戦。お互いのパフォーマンスが終わって審査に移ろうという時、REDWINGさんは真っ赤な鼻血を流していた。

ざわつく会場。「さすが“RED”WING」という声も

どこかにぶつけたようには見えなかったが、試合終了後、話を聞くと「ただ、熱くて出てきた」そう。

興奮状態による出血。本人は「今の(第1試合)で仕上がりました、完璧に」とむしろ燃えたぎっている。

本人の愛する赤色の髪と服で身を包み、大舞台の初っぱなで鮮血のデビューを飾る。

これが「REDWING」を名乗る男の風格である。

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。