元ナナシス総監督 茂木伸太郎、クリエイティブスタジオ「初夏」設立

かつて『Tokyo 7th シスターズ』（通称・ナナシス）の総監督だった茂木伸太郎さんが代表をつとめるマルチクリエイティブスタジオ・スタジオ初夏の設立が発表された。

スタジオ初夏は、公式サイトによれば「クリエイトして、発信する。もっと自由に。あなたと。」をモットーに、様々なものを企画・制作。漫画・アニメ・ゲーム・小説・映像・デザインなど幅広い作品の展開を予定している。

設立発表に併せて、代表取締役の茂木伸太郎さんがスタジオ公式Twitterで「夏本番がせっかち過ぎて季節外れになってしまいましたが、株式会社スタジオ初夏を設立致しました」と報告。

「え？そんなこともやるの？と驚かれるようなチャレンジング且つ自由なスタジオにしたいと思っています。新人ですが、一歩一歩頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします！」と意気込みを語っている。

新たに設立されたスタジオ初夏とは？

夏本番がせっかち過ぎて季節外れになってしまいましたが、株式会社スタジオ初夏を設立致しました。え？そんなこともやるの？と驚かれるようなチャレンジング且つ自由なスタジオにしたいと思っています。新人ですが、一歩一歩頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします！
（代表取締役 / 茂木伸太郎）

— 株式会社スタジオ初夏 (@syo_ka_inc) June 29, 2022

スタジオ初夏公式サイトでは、様々なテイストのイラストや写真が公開されており、スタジオとして手がける創作物の幅広さを表現しているようにも見える。

加えて「もし、あなたが（中略）その「原石」を形にしたいと思っているのなら、どうぞスタジオ初夏にご相談ください」と、あらゆるクリエイターに対して呼びかける一文も。

同時に社内クリエイターおよびコラボレーションクリエイターの募集もスタート。コミックアーティストやイラストレーター、インディーゲームクリエイターなどの応募を受け付けている（外部リンク）。

【スタジオ初夏の募集職種】
・コミックアーティスト（または漫画を描ける方・描いてみたい方）
・イラストレーター
・デザイナー
・映像クリエイター
・インディーゲームクリエイター（またはその志望者）
・作曲家/編曲家
・ボーカリストなど
・プロデューサー
・アシスタントプロデューサー

『ナナシス』の多くを担当していた茂木伸太郎

スタジオ初夏の代表をつとめる茂木伸太郎さんは、1982年3月生まれ。

ソニー・コンピュータエンタテイメント（現SIE）を経て所属したDonutsで、アイドル育成リズム＆アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』の総監督を担当。

2014年のサービススタート時から、企画・制作をはじめ、プロデューサー・ディレクター・脚本家・演出家・アートディレクター・音楽プロデューサーなどを兼務。「SATSUKI-UPDATE」「カナボシツクモ」名義で作詞家・作曲家としても活動した。

【大切なお知らせ】

支配人の皆様、こんにちは。

茂木総監督から

「Tokyo 7th シスターズ」を
応援してくださっている皆さまへ

大切なメッセージをお届けします。https://t.co/otEtzth2wk#t7s #ナナシス pic.twitter.com/FLpShCioep

— 「Tokyo 7th シスターズ」公式 (@t7s_staff) February 12, 2021

2021年2月12日、同年3月をもって『Tokyo 7th シスターズ』のプロジェクトからの卒業を発表。卒業と同時に、『ナナシス』の運営を行うDonuts社からも退社した。

スタジオ初夏の公式サイトによれば、その後2022年3月に同スタジオを設立している。